8番でボギーをたたいた古閑プロ。
「激しい雨でも、みんなのスコアが伸びていく」という焦りが出たのか。
9番(パー5)で10メートルのバーディーパットを決めてすぐに挽回。
「あれで楽になりました」
後半はイーブンでまとめ、3アンダーの14位タイでホールアウトすると「これなら大丈夫ですよね」とひと息ついた。
最終日、成績下位の選手はインスタートで、9番ホールでラウンドを終える。
古閑プロはこれだけは避けたかった。
「引退試合」は「みんなが待つ18番ホールで終える」と決めているからだ。
引退理由である左手首痛で、十分な練習ができず、ドライバーは全盛期から10ヤードは落ちた。
この日のショットは不安定だったが、持てる技をすべて駆使した。
優勝すれば次戦も出場できるが、「自分の力は知ってます」と笑顔だった。
昨今、バーンアウト(燃え尽き症候群)という言葉を耳にするが、これは経験したものにしか理解できないと思う。
私も実際に少年野球の監督でバーンアウトを経験している。
古閑プロは最終日のプレーを次のように語っている
「ホールごとに、これが何番ホール!という思いでクラブに気持ちを込めた!」
私はこのことを心で思いながらプレーした古閑美保プロを想像しただけで涙が出てしまいました。
古閑美保という女が、サバサバした男勝りの女だけに・・・・・
ki銀次郎
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