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65歳になった尾崎将司プロはいまだに2月3月は体力トレーニングをしている。
ゴムチューブを使った運動、羽子板でやるハゴミントン、タイヤ引き、ミニクラブやソフトクラブでのボール打ち、そいて現在は加圧トレーニングも行なっている。
尾崎プロはゴルフ殿堂入りの表彰式にも顔を出さないほど、過去を切り捨てて物事を考える男。
「世界の殿堂入りと褒められるが、褒めてもらいたいのは俺が今でもこうしてタイヤを引いていることだよな」
尾崎プロは、己の技術の進化を「守破離」という言葉でとらえている。
この言葉は剣の道を語るときに使うが、能を育てた観阿弥、世阿弥が作ったものだと言われている。守はひたすら師の教えを守り学ぶことであり、破はその教えの言葉から抜け出して真意を会得すること、離は型に一切とらわれずに自在の境地に入ること。
こうして自分の流儀を確立する過程を説いた。
「ゴルフ道とは死ぬことと見つけたり!」
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