2016年4月15日金曜日

中部銀次郎語録


◆れ
・レッスン用教材が有効ではないとわたしが思う理由を説明してみよう。最大の理由はひとつ、技術は自分自身で学びとっていくしかないものだから。


・練習する時は厳しい条件をつけてやったほうが何かと気づく点が出てくる。基本が浮き彫りになるというか、少しでも間違ったことをやるとそのまま、ショットに出る。


◆ろ

“6インチプレース”と決めたら、絶対に6インチを守ることである。6インチが7インチになったら、これは許してはいけない。そこまで厳密にやらなければ、ルールはルールたり得ないのだ。


◆わ
・わかったと思うな!

・技を磨けば、ある程度のところまでは自信がつき、それによって心の部分も鍛えられはするが、究極は技ではなく心の問題に帰着する。


・わずか1か2のハンディキャップが、それほど縮めるのに難しいのかと思われるかもしれないが、極論すればハンディ0と1の間は、1と5の間よりも、5と15の間よりもはるかに遠いのがゴルフなのだ。あるいは、0点と1点との。


・わたしが3番アイアン一本を持って練習場(コース)に赴くのは、それがすべてのクラブの中でシャフトの長さがちょうど中間だから。悪いことに、体は朝の練習で覚えた姿勢を一日中、忘れないのだ。


・わたしたちが一人ひとり違う人間であるかぎり、万人に共通する“正しいスウィング”など存在しない。


・わたしだって7とか8を叩く時があるけど、そこで自棄(やけ)をおこすことはない。むしろ7で収まってよかったなと感謝する気になる。

・わたしの見るところ、ゴルファーのほとんどが、自分自身の力量を正確に認識していない。十のうち八までが自分の力を過大に、十のうち二が過小に評価している。過大も過小も、上達を阻む重大な要素であるという点では、同じことである。


・わたしはよく人から尋ねられた―「技術習得のための参考にした本はありますか?」と。わたしはいつも「ありません」と答えた。技術は自分自身で学びとっていくしかないものだから。

・わたしも練習する時間はない。ピュアアマチュアそのものである。だからこそ、イメージトレーニングだけは不断に欠かさないようにしているのである。


・悪い癖はおいそれとは直らないんですよね。
中部銀次郎

(><)
中部銀次郎の文字が書かれている本をすべて読み漁って、50音順に中部銀次郎語録を作成しました。今回が最終回です。


中部銀次郎さんの貴重なまでの言葉をわたしは大切にしています。まさに人生のバイブルではないでしょうか?
銀次郎さん、ありがとう!

ki銀次郎

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