高校時代に野球をやっているころ、父によく言われたのが「無我の境」でバッターボックスへ入れ!しかしどうすれば「無我の境」になれるのかわからなかった。
ゴルフもミスショットは明らかに悪い箇所を指摘できるが、ナイスショットはどこをどの様に動かしたからとか、何も考えなかったからとか、もう一度やれと言われてもできないのがナイスショットだと思う。
そこで小池龍之介という人が書いた「考えない練習」という本の一文を紹介したい。
『私たちが失敗する原因はすべて、余計な考えごと、とりわけネガティブな考えごとです。それから、
何も考えずに作業を始めれば、何ら苦痛を感じることなく終わる作業なのに、ちょっと一呼吸入れたばっかりに、ああ、めんどくさいなあ。明日まとめてやろうかなあ、と考えてしまって動けなくなる。もともと脳は、生命の危険を避けるため、恐怖や危機感を見逃すまいとしています。』
この文章を読んだときに、まさしくゴルフじゃないか!と思った。アドレスのときに余計な考え事をし、OBや池や谷を見ると脳は無意識のうちに敏感に反応してしまい、案の定ミスショットをしてしまいます。
「考えない練習」もう少し関わってみようと思った。
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