2015年2月2日月曜日

九州の雄・尾家清孝が語る

           (週刊パーゴルフ 2015、Vol.5より

~新・アマチュアの流儀~ 


“練習の手順や流れを一定させるといい”

スタート前には、準備すべきことがたくさんあります。
コースに到着したら、ロッカーで着替えて、朝食を取り、トイレを済ませてドライビングレンジと練習グリーンでボールを打つ、という流れが一般的でしょう。



ですから、遅くともスタート1時間前にはコース入りしておきたいものです。



ゴルフのうまい人は、スウィングのリズムと同様、
スタート前の準備が一定していて、所作に余裕が感じられます。
いってみればコース入りからプレーは始まっているのです。



ショット前のルーティンもさることながら、スタート前のルーティンを自分なりにパターン化すること、精神的にゆとりが持てるようになると思います。



私のスタート前の準備のこだわりの一つに、ドライビングレンジでの打球練習があります。
多くのコースは1カゴ24球ですが、使うクラブの順番を以下のように決めています。
サンドウェッジ4球
5番アイアン8球
3番ウッド8球
最後にサンドウェッジ4球



打球練習はあくまでもウォーミングアップが主目的ですから、
ドライバーは使いません。
サンドウェッジのスリークォータースウィングで
リズム、タイミング、打感をチェック。
5番と3番ウッドはその延長、最後のサンドウェッジは
アプローチかバンカーショットの練習で仕上げます。



こうした自分なりのルーティンに沿って打球練習をしておくと、
精神的にも安心してスタートホールへと向かうことができます。
ドライバーを思いきり振り回している人を見かけますが、それではスウィングを壊してしまうことになりかねず、当日のプレーが台なしです。



スタート前の練習では、その日の調子を確認するこだわりの1本を作っておいて、スタート前の練習という儀式から、その日の自分なりのテーマを探る習慣をつけてみてはどうでしょうか。
尾家清孝


(><)
コースへ行ったとき、確かにゴルフがうまい人のスタート前の所作を観察してみると一貫しています。そしてカッコいいですね。



1番のティインググラウンドには、自然にスッと入っていくような感じがします。
自分のスタート前のルーティンを確立しようと思います。



また、覚えておきたいことは、俗にいうスタート時刻というものは、
その組の1番目の人がティショットを打つ時間だということを覚えておきたいものです。

ki銀次郎

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