ゴルファーは技術向上にかけて
並々ならぬエネルギーを費やす。
それはゴルフ発祥の時代から変わらない。
ゴルフ上達における歴代の金言は
技術書以上に核心を突く。
~ゴルフほどプレーヤーの性質が現れるものはない。しかもゴルフでは、それが最善と最悪の形で現れるのだ~
バーナード・ダーウィン
イギリスのゴルフ評論家として、バーナード・ダーウィンほど
世界的に広く知られたものはいない。
進化論のチャールズ・ダーウィンの孫で、ケンブリッジ大学を出て弁護士となったが、ゴルフの魅力にとりつかれてついにゴルフ評論家に転向し、1961年に85歳で死去するまでゴルフエッセイを書きつづけた。
彼はアマチュア・ゴルファーとして活躍したが、非常な美文家で、
チャールズ・ラム以来の6人の最高エッセイストのひとりといわれ、1937年にはその文筆の功でC・B・E勲章を受けた。
また、1934年にはR&Aゴルフ倶楽部のキャプテンに推戴されたが、これは彼の有名な『ゴルフ気質論』のなかに出てくる言葉である。
たしかにゴルフほど人間を赤裸々にするものはない。
平常はひどく温厚で柔和そうに見える人が、ひとたびゴルフをすると別人のように粗暴なプレーをしたり、わずかなミスにカンシャクをおこしたりする。
また豪放でものに動じないように見える人が、
案外に小心でナーバスなプレーをしたり、スコアをごまかしたりする。
もちろんこの反対の場合もいえるが、いわゆる人は見かけによらぬとはこのことで、
ふだんはかくされているほんとうの性格がゴルフでは
もっともはっきりした形で現れるのであって、
ゴルフが心理的なゲームといわれるゆえんである。
われわれはゴルフを通じて、自分の性格のいかなる点が
自分のプレーを助け、
いかなる点が自分のプレーを毒し上達をさまたげているかをふかく吟味して、よい点はさらに助長させ悪い点はできるだけ改めるように努力すべきである。
バーナード・ダーウィン
(><)
ゴルフにおけるエチケットやマナーを守ることは、
プレーする上においては大前提となるはずです。
服装によって他の人に不快感を与えていることも自覚しなくてはなりません。
人間はパーフェクトな人間など一人もいません。
大切なことは一度やってしまったマナー違反を二度と繰り返さないことでしょう。
よい点はさらに助長させ、悪い点はできるだけ改められる
人間になることだと思います。
⛳ki銀次郎
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