~足踏みでもOK、ストレッチは体温を1度上げてから行う~
ラウンド当日、スタート前であれば、
まずはストレッチで体をほぐすことから始めましょう。
本来であれば、当日慌てて行うのではなく、
日ごろのストレッチを習慣づけたいですね。
1998年の日本プロゴルフシニア選手権。
1番ホールのティショットを会心の当たりで
ベストポジションキープ。
同組でプレーする選手に「なんだよ、1番からフルショットかよ」
と嫌みをいわれました。
当時、シニアプロは、あまりストレッチをしていませんでした。
その点、こちらは専門の先生の指導の下、常日ごろからストレッチをして体調管理に努めていました。
このストレッチ、いきなりではあまり意味がなく、
体温を1度上げてから行うのが肝心です。
普段であれば風呂あがりや散歩の後に。
ラウンド当日であればその場で足踏みするのも構いません。
ストレッチをするぶんコースには早めの到着が必須。
コースとの戦いは、すでにそこから始っています。
~方向性よりも距離感重視がパット数を減らす~
スタート前、ドライビングレンジでボールを打つのも、
必ずストレッチ後に行うべき。
そうして本番を想定した練習で、好スタートを切れるようにしておきましょう。
スタート前は本番に向けて練習グリーンの有効活用したいところ。
私の経験則からして、パッティング練習は10分と決めてかかることをお勧めします。
最初の5分はその日のグリーンの距離感をつかむべくロングパットに専念。
残り5分はカップまで5~6メートルの距離を中心に。
方向性よりも距離感を重視。
ショートパットは数球程度でOKです。
往々にしてアマチュアの人は、
練習グリーンで短い距離をカップに沈める練習をしたがります。
ショートパットを入れることが3パットを防ぐと思っているのでしょう。
「ショートパットの集中力は、本番に残しておくのが得策」
間違いとはいいませんが、それよりも長い距離のパットをそこそこカップ近くに寄せることに注力したほうが、
確実にパット数を減らせるのです。
金井清一
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