2016年12月14日水曜日

D・ジョンソン騒動きっかけでゴルフルール改正 1月から運用

グリーン上のボールが意図的でなく偶然動いてしまった場合、これまでは1打罰とされていた規則が無罰となることが決定した。全米ゴルフ協会(USGA)の規則部長のトーマス・ペイゲル氏がR&Aとの共同声明として8日に発表した。ローカルルール扱いだが、世界の主要大会で1月から運用される。
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このルール改正は今年の全米オープンでのダスティン・ジョンソ

(米国)の騒動がきっかけとなっている。メジャー初勝利を挙げたが、ボールが動いた、動かなかったと大騒動になったのだ。

問題となったのは最終日の5番。激しい優勝争いの中、ジョンソンは1.5メートルのパーパットを打つ際に動作をやめ、競技委員を呼んで「ボールが動いたかもしれない」と申告した。「アドレスする前だった」というジョンソンの訴えを聞き入れ、無罰でプレーは続行となり、ジョンソンはこのパットを決めた。

しかしその後、ボールが動いたのはアドレス後だったとの見解が浮上。12番でジョンソンは競技委員から「ラウンド終了後に1罰打が加えられる可能性がある」と伝えられたのだ。

この処置について選手たちからさまざまな意見が噴出。「動いていなかったはずだ」「後で罰打があるかもなんて言われたら競技に集中できなくなるじゃないか」と競技委員を批判する声が多かった。

もし、1打差などジョンソンが18番をホールアウトしたら騒動はさらに大きくなっただろうが、幸いにも後続と4打差リードで18番を終えた。結局ホールアウト後に1罰打を受けたが、3打差で勝利した。

「この変更は典型的なゴルフ規則の現代化の一環だ」とペイゲル氏。「ささいなことで罰打となる最も不公平な規則がなくなった」と報じた米メディアもあった。(夕刊フジ)

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改訂されたルールは確実に把握しましょう。

ki銀次郎

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