2016年2月17日水曜日

竹林隆光の間違いだらけのクラブ選び

棒はどこにでも落ちていた。道具を手にした人類と、
道具をついに使わなかった類人猿。棒を手にした者が勝ちを収めた。

しかし、それが手に余る巨木であれば、どちらにも、意味はなかったはずだ。
使いこなせる技術と、使われる道具の間に、一つの必然性があるのだ。



第2章:ヘッドデザインで性能を判断するのは早計だ

◆ソールラウンドはハネ返りを少なくするのが目的

アイアンでよく言われることに“ソールの抜けがいい”とか、あるいは“悪い”とかいうことがある。そして、これまた間違って理解している人が多い。


たとえばキャンバーソールだから抜けがいいとかいうが、決してそれほど単純なものではない。



ついでに言っておくなら、抜けの良し悪しは、ヘッドスピードの速いクラブ、つまりロングアイアンなどでは、あまりこだわる必要はない。スピードで芝を切ってしまうからだ。


抜けが問題になるのは、ヘッドスピードが遅いショートアイアンなどの場合である。


“抜け”を考えるときに最も重要になるのが、リーディングエッジから地面との接点までの長さだ、そしてソールラウンドが大きいものほど、その長さは短くなる。


最大の誤解がここにある。
それは、ソールラウンドが大きいものほど“はね返り”が良いという解釈だ。


これは誤解もはなはだしい。実際に全く逆。ソールラウンドが大きいほうがはね返る角度はあるが、リーディングエッジから地面との接点までの距離が短くなるので、はね返る量は小さいのである。
むしろ、はね返りを少なくするためにラウンドをつけるのが目的なのだ。

竹林隆光

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