2016年2月5日金曜日

竹林隆光の間違いだらけのクラブ選び

棒はどこにでも落ちていた。道具を手にした人類と、
道具をついに使わなかった類人猿。棒を手にした者が勝ちを収めた。

しかし、それが手に余る巨木であれば、どちらにも、意味はなかったはずだ。
使いこなせる技術と、使われる道具の間に、一つの必然性があるのだ。



第2章:ヘッドデザインで性能を判断するのは早計だ


◆グースネックは右に飛びやすい人向き
次に、アイアンにおけるフェースプログレッションとボールの方向との関係について考えてみよう。

その前に、もし手元にフェースプログレッションの差が大きい2本のアイアンがあったら、次のような実験をしてみよう。


2本のクラブをデスクの上に置き、ヘッドだけデスクの上から垂らすようにする。次にクラブのソール側から眺めてみると、グースネックになったクラブほどソールのトゥ寄りが左に回っているはずだ。逆にストレートネックに近いクラブは、ソールがほぼ垂直になっていると思う。

以上のことだけから判断する限り、グースネックのクラブの方がフックフェースになっているといえる。さらにトップスウィングからダウンスウィングにかけて、クラブは重心の方向に引っ張られる。つまりシャットフェースになっているわけだ。

次にダウンスウィングを考えてみよう。ここでも全く同じことが言える。グースネックになるほど重心がうしろにあるので、フェースがかぶった状態で引っ張られてくるのだ。


あとは言うまでもないことだが、グースネックになったクラブほどボールは左へ行きやすいということだ。逆に、右へ飛ぶクセのある人はグースネックのほうがいいとも言えるわけだ。

スウィングの面では、重心深度が深いクラブも、これと同じと考えていいだろう。深度が深いということは、それだけ重心がうしろにあるということなので、同じように引っ張られるからである。
竹林隆光
(><)
右に飛びやすい人は試してみる価値ありですね。

ki銀次郎

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