自分なりに精神的な制約を取り除く方法を考え出す。
それが練習の真の目的であり、上達するひとつの方法だと思います。
練習場ではそういう訓練をする。
訓練していけば必ずその方法は見つかります。
ムダ球を打たない効果的な練習方法とは・・・・・
中部流の奥義、ここに完結。
~コンペ前夜の練習場で~
普段あまり練習しないゴルファーに限って、コンペ前夜に練習場へ駆け込み何カゴもボールを打つ。そしてやたらと首をひねるのである。
右にボールが出たからといって今度は左に打とうとする。左にひっかけたからといって右に押し出してみる。
そしてあんなに楽しみだったコンペが不安と心配のタネでしかなくなってしまうのである。
「ですからむしろ試合直前はあまり打ち込まないというのが、日本アマに出場するレベルの人たちのやり方です」
「前日までひっちゃきにボールを打っていい成績を出した選手はほとんど皆無なんじゃないでしょうか」
それでもどうしても前夜に練習場へ行かなきゃ気が治まらないというのなら・・・
銀次郎はいう
「スウィングの細かい所をいじるのではなく、イメージを大切にしてゆったりスウィングで調整することを薦めます」
「例えば気心の知れたテニス仲間と楽しくラリーするような感覚で、バックスウィングで自然に右に乗り、インパクトのあと伸び伸びと左に乗っていく・・・
そんなリラックスした姿を心に思い描き
「ゆっくりゆったりフルスウィング」してみる。
距離はほんの100ヤード飛べばいいのだと心得て!
バックスウィングからトップへ、さらにダウンからフィニッシュまで、ゆったりゆっくりなぞるようにフルスウィングするのである。
するとごく自然にスウィング軸がしっかりする。
手と体の一体感がかもし出されるその結果、いいイメージだけ残って明日への気力が充実してくる。
「コンペ前夜に大切なことは、スウィングに悩むことではありません、むしろ如何に心穏やかな状態を作り出すか!それが一番問われている時間なのです」
中部銀次郎
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