深夜、思いわずらって眠れない時、誰かに苦しい胸のうちを打ち明け、聞いてほしい時、ふと、手をのばして頁をくってみたい小さい本があれば、どんなにか心が慰められることでしょう。
もし、この小さな本があなたにそういう役目をしてくれたら、そんな嬉しいことはないと思います。
わたしはただ自分の才能の限界を、生きている間にできるだけ押し開いてみようと努力しているだけで、決してたいした芸術家ではありません。
ただひとつ芸術家であろうとして守ってきたことがあります。それは家庭を捨ててから今までの間に、人生の別れ道に立ったとき、必ず危険なほうを選んできたということです。
そのためにいろいろ苦労もしました。
けれど、後悔したことはありませんでした。
瀬戸内寂聴
(><)
この一冊の本がわたしを支えてくださりましたとおっしゃる方からお聞きし、読ませていただいております。
「人生の別れ道に立ったとき、必ず危険なほうを選んできた」
人は無いものねだりするのでしょうか?いま考えるとわたし自身の人生もそうなのかも知れないと思ってしまいます。
わたしの人生の別れ道、まず高校入試、体力もない、技術もないくせに甲子園に出場するような高校の野球部へ入り、ここが危険な方を選んだことのはじまりかといまさらながら思ってしまう。
大学入試でも、身の丈をしらずに未経験のアメリカンフットボール部へ入部した。
結婚もしたけど離婚もしました。すべて自分の選択で、そのところどころで苦労はありました。そして後悔していない。
今はいくらやっても上手くもならないゴルフにチャレンジしています。これも危険な方を選んでいるうちの一つなのかな?
やり始めたら苦労があろうがなかろうが燃え尽きるまでやってみたいと思います。燃え尽きるまで・・・・・
ki銀次郎
0 件のコメント:
コメントを投稿