2016年1月29日金曜日

◆いつもポケットに忍ばせたい名手の言葉

~飛距離は持って生まれたもの。逆らっては自分のスタイルが確立しない~



宮本留吉は日本プロゴルファーの草分け的存在だが、身長160cm、体重60kgに満たない小兵だった。


国内では飛んだほうだというが、アメリカに遠征して大男たちの圧倒的不距離に驚くことになる。しかし、ボビー・ジョーンズと対戦した際は、飛距離では負けていたにもかかわらず、見事2エンド1で勝利をおさめている。宮本の飛距離でも世界に通用したのである。




「飛距離にこだわりすぎるとスコアは逃げていく。自分の『分』を見極め、7割の力で得た距離でゲームを組み立てる。これがスコアメーキングの要諦である」




宮本留吉
1902年生まれ。日本で3人目のプロゴルファー。草創期の試合にかったのち、ハワイ、アメリカを転戦。帰国後、日本オープン6勝、日本プロ4勝など草創期の雄となった。


0 件のコメント:

コメントを投稿