フランス在住経験があり、神楽坂で『ジュルジュ・サンド』という焼き菓子屋を閉め、エッセイストという本業復帰した吉村葉子さんの第一作だそうです。
わたしはフランスへは行ったことはありませんが、フランスの文化や習慣に触れたような気持ちになりました。この本を読むことで自分の年齢から残りの人生を少しだけ考える時間を持ちました。
ちょっとだけ大人の美意識を磨かれる本、自分の美意識に改革をおこす一冊ではないでしょうか。
コーヒーに牛乳たっぷりのカフェオレは知っていたが、コーヒーに濃い牛乳を加えたカフェ・クレームは知らなかった。
件(くだん)のラ・フォンテーヌが「人はなにもしないときに、ものを考える」と言っている。
老後に不安を募らせていても仕方がない。そもそも人の寿命は神のみぞ知るだから、思うようにならないのが人生である。
セ・ラ・ヴィそれが人生さ。
人生にベターを望むなら、何事にも面倒くさがらないことである。
恋愛も子育ても、子どもの躾も夫や妻の調教も、嫁姑の問題も、成功のカギは根気にある。
わたしは改めて残りの人生を考える時間を与えてくれたこの本に出逢えたことに、メルシーと言おう。
ki銀次郎
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