2017年3月17日金曜日

いつもポケットに忍ばせたい名手の言葉

     ~ミスしたら、まず最悪の状況を頭に浮かべる~
           
            コーリー・ペイビン


ペイビンは、米ツアーで最も飛ばないプロといわれる。しかし、その彼がメジャーチャンピオンなのである。


身長175センチ、体重70キロ、小柄でスリム。当時のドライバーショットの飛距離は250ヤードくらいであったろう。


しかし、フェード、ドローを打ち分けるショットの正確性は「針の穴をも通す」といった表現がぴったりであった。


そんなペイビンでも、もちろんわれわれのようにミスをする。そのときには、この言葉のように最悪の場面を予想しておくという。そうすれば、「最悪であっても落胆しないし、それより少しでも状況がよければ儲かったと思うはず」という。
【コーリー・ペイビン】
1959年生まれ。ジュニア、UCLA でも活躍し、82年にプロ入り、91年に賞金王獲得、95年に全米オープン制覇。フェードを武器にツアー15勝を挙げる。

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