~グリーンを狙うときは、罪の軽い場所を探す~
中部銀次郎
◆まずは状況判断。どこに打てば罪が軽いかを考えるんです。
たとえばパー3のホール。まず、ティグラウンドから自分の見える範囲内で、行ってはいけないと決めたところを、完全にクリアすることを考えるんです。
グリーンの手前にパックリとあいたバンカーが待っていて、それに目がいけば、オーバーしたらどうかを考えます。オーバーは確かに嫌ですが、バンカーよりオーバーのほうがマシだとしたら、バンカーより奥のほうが罪が軽いと判断します。
つまり、まずは状況の判断。どこに打てば罪が軽いか考え、そこで最良のポイントを探すわけです。たとえミスが出ても、次のショットが打ちやすい場所を探しておくのです。
【中部銀次郎】
1942年山口県生まれ。父の手ほどきでゴルフを始める。60年、18歳で日本アマに初出場。以降、通算6勝の金字塔を打ち立て、プロより強いアマといわれた。
0 件のコメント:
コメントを投稿