<アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2日目◇25日◇UMKカントリークラブ(6,484ヤード・パー72)>
「アクサレディス」の2日目は、昨晩から降り続いた雨によりコースコンディションが悪化したため、フェアウェイにあるボールを拾い上げて1レングス以内にプレースすることができる“プリファードライ”が追加ローカルルールとして設定されていた。概要は以下のようなものだ。
「スルーザグリーンの“芝草を短く刈ってある区域”にある球は、罰なしに拾い上げてふくことができる。注:“芝草を短く刈ってある区域”とは、フェアウェイの芝の長さかそれより短く刈ってあるコース上のすべての区域をいう」。
しかし、イ・ボミ(韓国)がカジュアルウォーターから救済を受けた後、ラフにあるボールに対してプリファードライの処置をして1罰打を受けるなどこの日はルールトラブルが頻発。ボミはこの1罰打により3年4か月ぶりの予選落ちを喫するなど、大きなペナルティとなった。ボミは「今日はフェアウェイで何回かピックアップしていたから勘違いして…。拾ったときにアッと思って」と反省を口にした。
ボミ以外には今大会初代チャンピオンで、初日に1年5か月ぶりのアンダーパーをマークした堀奈津佳も11番でラフにある球を拾い上げたとして1罰打。堀はトータル7オーバーまでスコアを落として予選落ちとなった。そのほかにも鈴木愛が17番ホール、井上沙紀が3番ホールで同じくラフにあるボールを拾い上げて罰打を科された。
ツアー側はスタート前の競技説明でプリファードライが適用されるのはフェアウェイのみであることを口酸っぱくアナウンスしていたというが、結果4人がペナルティを受けることとなった。悪天候で難コースと戦ううちに注意力も散漫となることもあるだろうが、プロとして今一度襟を正す必要があるかもしれない。
(撮影:佐々木啓)<ゴルフ情報ALBA.Net>
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このような記事を拝見すると思い出される格言がある。「球はいじるとクセになる!」
確かに賞金のかかるプロの1打は大きい。ルールや救済を最大限生かすこたは悪くない、むしろ結構なことだ。
堀奈津佳は2013年の同じ大会でもプリファードライに対する間違いと思われる行為をしている。
ようするにゴルフに対する基本的な考えを履き違えているのだ。「物事を自分に有利に運んではいけない」というゴルフの精神を知らないのであろう。
そして、「あるがまま」に打つ!これがゴルフなのだ。
Ki 銀次郎
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