2015年1月9日金曜日

しない生活(小池龍之介)

つながりすぎない、イライラしない
言い訳しない、せかさない、比べない


ときどきこういう文章を読んで、
自分をみつめなおす時間も必要かも?

ki銀次郎



~クサクサした気分のときこそ優しくふるまう~


私たちは自分で自覚しているよりも頻繁に、「私は正しい、あなたは間違っている」式の押しつけをしてしまっているもの。



「正しさ」ゆえに自分も相手も苦しくさせてしまう仕組みを前項まで分析してきました。
とは申しましても、私たち人間とは知恵のない生き物でありまして、わかっているつもりでも、ついうっかり相手を否定してしまい、
気まずくなってしまうこともあるものです。



たとえば、パートナーの悩みを聞いてあげているはずだったのに、
「そうだよ、前から思っていたんだけれど君はそこを直さなきゃダメだよ」
などと言ってします。



これは相手が弱っていることにつけ込んで、
「間違っていたのはあなた。ゆえに私は正しいのだっ」
と勝ち誇っているのです。



相手はきっと、受け止めてもらえず「正しさ」を押しつけられたと
感じ、何とはなしに鼻白んだ具合になるでしょう。



こうして空気感が硬直するとお互いに居心地が悪くなり、
優しい言葉や柔らかい表情や温かい行動ができなくなりますよね。



いやはや、ここでの問題は、いったん表情やふるまいを硬くすると、心は「自分の表情やふるまいが硬い、ということは、目の前にいる相手は味方ではない」といった風情の計算をしてしまうこと。



つまり、「不機嫌」→「体の不快な変化」→「その不快を読み取った心が、さらに不機嫌に」、という悪循環が生じます。



悪環境を断つには、クサクサした気分を乗り越えて、
相手に優しくしてあげましょう。



たとえば「温かいココアでもいかが」とそっと淹れてあげれば、
心が「自分が良いことをしてあげている。ならばその相手は味方に違いない」と安らぎます。



こういった意味で、優しい行動は相手の心を和らげる以前に、
自らの心を和らげてくれるのです。
小池龍之介

(><)
年末に、どうしても嫌いな人に対して、こちら側から近づいていけないという自分の中での葛藤を経験しました。
どうしても好きにはなれない。私はまだまだ未熟者なんです。



その相手ではないが、昨日、温かいお茶を同じ会社の人間に淹れてあげた。
人に優しくすると自分の心が和む。
本当だ。



ならば1年中人に優しくしていれば、自分も温和でいられるってことですね。
2015年は「人に優しくする」を頑張ってみよう。



ki銀次郎55歳、残りの人生20年、そのうち寝ている時間が7年、起きて行動している時間の13年は笑顔と温和な気持ちで生きていたいものです。
ki銀次郎

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