2015年1月9日金曜日

中部銀次郎のグリーン周り

プロも唸った
伝説のアマチュアが
やさしく寄せる

アプローチの極意を伝授




~2号に頼る~
中部銀次郎はときには2号に頼った。
中部は通常クラシカルなブレードのL字型のパターを愛用した。



そのパターで大きな試合をいくつも勝った。
だが神の悪戯か惜しいパットをことごとく外れる日もあった。



ラインを読み間違えたわけではない、
打ち方に誤りがあるとも思えない、
だがボールは際どくカップを舐め・・・・・外れてしまう。



そんな時―私は“2号”に頼ることにしたんです。



要するにパターを2本用意していた。
1本はL字型、もう1本はかまぼこ型です。
もちろん1ラウンドで使うのは1本だけです。
が・・・・・





その1本がどうしても入らないとき、
翌日はサッと切りかえることにしていました。
「悩みの泥沼に入るまえに」



道具を替えるだけで、打ちかたはまったく同じでもパットの調子が好転する。



ゴルフにはよくあることですから・・・・・



「どこか女房とタタミに似ているような・・・・・」
まさか、あくまでもゴルフの話である。
中部銀次郎

(><)
“こだわり”とは別に何ごとにも“許容”というものが必要なのだと思います。



とくにゴルフの場合は、がんじがらめにしてしまうと“イップス”になるような気がする。



自論ではあるがゴルフの場合は、
飛距離の長いドライバーショットは「絶対にあそこに打つ!」という気持ちが重要で、パットのように距離が短いものは「だいたいあの辺」と思うのがいいような気がする。
ki銀次郎

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