2015年1月23日金曜日

中部銀次郎のグリーン周り

プロも唸った
伝説のアマチュアが
やさしく寄せる

アプローチの極意を伝授



~キャディさんの一言~


「下り坂で速いですよ!」
キャディさんのそんな一言が裏目に出ることが多い。
目覆うばかりのノーカンパットでカップのはるか手前までしかファーストパットが打てず、さらにもう一度デリケートなパットを残し、それも外して嘆きの3パット。



なぜそんな結果に終わってしまうのかといえば・・・・・



「それはキャディさんのせいばかりではありません」
そのゴルファーの準備のなさが真の原因なのだと銀次郎はいう。



すなわち自分自身の感性でグリーンを読むという訓練を日頃怠っているから、キャディさんの一言で大きく心がグラついてしまう。



ただひたすら「下りで速い」という情報に怯え、
どれくらい下っているのか!?
どれくらい速いのか!?
という自分の尺度もなく、身も心も委縮した結果、ノーカンパットや3パットになってしまうのだ。



では普段からどのような準備をしていれば確かな感性が磨かれるのだろうか?



「たとえ間違ってもいいから一度は自分の目でラインを読み自分なりの答えをだす」



それがキャディさんの答えと違っていれば、それなりの微調整を加える。
あるいは断乎自分の第一感を押し通す。




いずれにせよ日頃からそのような態度でラウンドを重ねていれば、感性が磨かれる。
自分なりの尺度が身につき、たとえ難しいパットに臨んでも、おおよその見当がつくようになる。



闇雲に「下りで速いですよ!」の一言に怯えることもなくなる。
キャディさんのアドバイスを程よく取り入れ、
あるいは受け流したり、そんな駆け引きができるのも、
日頃から「己の感性」を磨くゴルファーだけの特権である。
中部銀次郎

(><)
こんなメンバーさんがいる。
グリーン上で毎回キャディさんに「これどっちに曲がるの?」と尋ねる。



同じグリーンで数え切れないほどプレーしていれば、グリーンの傾斜や芝目は暗記できるはず。
記憶をたどって想像してパットを打って、失敗するから感性が磨かれるのと違いますか。



グリーン上の感性を磨く方法のひとつに、同伴競技者のパットのラインを全部予想しながらプレーすると感性は磨かれるらしい。
毎回ボールの芯をパターの芯で打てればという前提も大切です。



400ヤードも苦労してやっとたどり着いたグリーン上で、ラインをキャディさんに尋ねるよりは、自分で読んでカップインさせたならば、喜びはひとしおであろう。
ki銀次郎

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