2016年3月22日火曜日

◆大江香織(Tポイント・レディス・ゴルフトーナメント)

2016年3月20日 Tポイント・レディス・ゴルフトーナメントが鹿児島県高牧CC(6423ヤード パー72)で開催されました。


優勝はプロ8年目、身長153cmと小柄な大江香織(25=アルパイン)が通算7アンダー、2012年フジサンケイ・レディス以来4年ぶりの優勝を果たした。首位に1打差の2位からスタートして71で回って逆転勝ち。昨年TOTOジャパン・クラシックから続いていた外国人選手の連続優勝を「6」で止めた。

 
4年ぶりの優勝へ大江は18番パー4で試練を強いられた。
「左側の川が見えちゃって」と第1打を右へ大きく曲げてボールはガケ下の木の根もとに止まり、落ち葉や枝に囲まれていた。




アンプレヤブルは考えなかった「とにかくガケを越えること」に徹し、7番アイアンで強く打った。ボールはフェアウェイを転がりウォーターハザードへ飛び込んだ。


絶体絶命のピンチに、起死回生のスーパーショットが出た。4打目は残り72ヤードからウェッジで「グリーンに乗ればいい」とフルショットでピン横1メートルに。これにはプレーオフに備えたイ・ボミも笑顔で拍手を送った。



入れば優勝が決まるボギーパットは手が震えた。球が沈むと「気を失いそうになってしまいました」自然に拳を握った。


初優勝から約4年。「2勝目はできないと思っていた」と本人はいう。
153センチと小柄で飛距離も出ない。若手の台頭やコース設定が長くなる傾向に自分は不利だと感じていた。


「でも負けず嫌いというか、やれることはやって駄目なら仕方ない」と努力は惜しまなかった。昨年から男子プロも使うジムに通って体を鍛え、オフは右手首がけんしょう炎になるまで打ち込み、テーピングを施したまま試合に臨んだ。勝負を決定づけた“第4打”は、最後まであきらめない粘りの象徴だった。


昨年12月に鼻筋の右側のほくろを切除した。目立つほくろを取ると運気が変わるともいわれる。悪い方に転じる「不安もあった」と言うが、杞憂(きゆう)に終わった。イ・ボミやキム・ハヌルら実力者を退けての2勝目を手に入れた【岡田美奈】


(><)
あの場面でアンプレヤブルはまったく考えなかったという。ゴルフの基本“あるがままにプレーせよ!”これを貫いた結果だったのでしょう。


アンプレヤブルを宣言し、心が逃げに転じていたら結果は悪い方へ傾いていたかもしれません。
アンプレヤブルを宣言しなかった大江香織選手をわたしは讃えたい。
優勝おめでとう!

ki銀次郎

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