自分なりに精神的な制約を取り除く方法を考え出す。
それが練習の真の目的であり、上達するひとつの方法だと思います。
練習場ではそういう訓練をする。
訓練していけば必ずその方法は見つかります。
ムダ球を打たない効果的な練習方法とは・・・・・
中部流の奥義、ここに完結。
~3秒ルール~
構えてから3秒間、銀次郎は決まってモジモジする。
いつも3秒間!
たったの3秒間!
やがてその3秒が過ぎるとスムースにバックスウィングが始まりナイスショットで終了した。銀次郎の“3秒間”それは何を意味するのだろう。
実は!その3秒間に銀次郎は途方もない質と量のアドレスチェックをしていたのだった。たとえばボール位置は正しくセットされているのか!?ウェートは土踏まずのやや踵よりに掛かっているか!?腰は反り気味に背骨は伸びているか!?
腕はだらりと垂れ下がったイメージのようになっているか!?その結果、手は体の近くにあるか!?上腕に無駄な力は入っていないか!?右ひじはスムースに始動しやすい位置にあるか!?
左手の小指の締まり具合は程よいか!?頭は髪の毛一本を天空から吊し上げられているように起きているか!?ボールは下目遣いで見ているか!?
それほど入念なチェックが毎回必要なのだろうか?
「ゴルフというゲームの中で自分の意思でチェックできるのはアドレスだけですから」
とは・・・いえ
とても3秒ではチェックしきれないほどの内容の濃さ・・・
「確かに3秒じゃ足りません、でも訓練したんです3秒で終わるように」
3秒を越えてなおモジモジしていると体も心も新鮮さを失われてしまう。心が竦み体が強張ってきてしまう。だから3秒間!
いつも3秒!
たった3秒間!
銀次郎はアドレスチェックを果たした後「これでよし」とスウィングに移行していた。
中部銀次郎
(><)
アマチュアには勘違いしている人が多いと思います。アドレスで固まってしまうほど長い時間を使ってあちこちをチェックしている人を見かけます。
時間をかけすぎて体はスムースに動かなくなり、当然のごとくミスヒットする。しかし、マグレでナイスショットしたときは長い時間をかけてチェックしたからだと勘違いされている人がいます。
フォワードプレスという言葉をご存じだろうか?モーション(始動)へ入るきっかけをつくる動作のことです。もともと体は反動で動かす方が動かしやすいのです。静止してしまってはスムースな始動はしにくいのです。だから3秒ルールなのです。
練習場で行うは、球を打つことだけではなくて、正しいアドレスチェックをいかに短い時間で完了できるかという練習が重要なのです。
ki銀次郎
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