~ショットを狂わすのは自分のリズムの崩れである~
デビッド・グラハム
デビッド・グラハムは総合力の人だった。ドライバーの飛距離がすごいとか、アイアンが切れるとか、パットに秀でているというよりも、技術も含めて、ツアーで生き抜くための能力をバランスよく持っていた。だからこその言葉である。
リズム、テンポの大切さ、プレッシャーがかかったときのメンタル的処理法など、今では常識になったが、当時はまだスウィングのメカニズム分析が主流で、心の問題はほとんど取り上げられなかった。
そんななか、いち早く「メンタルのゴルフへの影響」に着目したのがグラハムだった。
【デビッド・グラハム】
1946年豪州生まれ。62年プロ入り。全米プロ、全米オープンとメジャー2勝をあげ、ツアーでの勝利は8勝。クラブ設計家としても知られ、現在はチャンピオンツアーに参戦中。
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