(以下、日刊ゲンダイ DIGITALより)
今季女子ツアーは残り2試合になった。最終戦のLPGAツアー選手権リコー杯は、優勝者と賞金ランク25位までなど出場資格が限られるため、きょう17日に開幕した大王製紙エリエールレディスでシード争いに決着がつく。
ランク48位の金田久美子は2013万円で当確とみられており、当落線上には49位藤田光里(1988万円)から、50位茂木宏美(1969万円)、51位香妻琴乃(1953万円)、52位藤本麻子(1887万円)まで約100万円差に4人がひしめき合っている。
またシード落ちの危機には、53位一ノ瀬優希(1767万円)、56位O・サタヤ(1543万円)、63位前田陽子(1395万円)、68位森田理香子(1078万円)、69位北田瑠衣(1035万円)らがいる。
もっとも、勝てば優勝賞金1800万円が手に入る。今大会の出場プロでは、賞金ランク110位の本多弥麗(203万円)まで一発逆転でシード入りのチャンスがあるのだ。
■「ベテランも安泰ではない」
女子ツアー人気で試合数が増えて、シードへのラインは年々アップしている。昨季の50位賞金は1791万6000円。06年は1444万5600円。この10年間で500万円以上も上がったのだ。
小野寺誠プロがこう解説する。
「従来のシード選手はバイオリズムに合わせて1年間のスケジュールを組み、賞金を稼ぐ傾向があった。もちろんチャンスが来たら優勝を狙いますが、目先の勝利にがっつくよりも年間平均ストロークを目標に戦って、その結果シードが手に入るという作戦です。つまり好不調の波をつくらないプレーに徹している。ところが新人は、1年間を通した戦いをよく知らない。毎週のように試合に出て、先輩プロの胸を借りる楽しさもあって、がむしゃらにプレーしている。しかも、今の新人はアマ時代からプロ予備軍として経験も豊富。それがツアー全体の底上げになっており、シード常連組の思惑を狂わすことになっている。試合数が増えてくれば選手層も厚くなり、一打の重みが増しているわけです。賞金ランクを見れば、ベテランといえども安泰ではないのです」
ちなみに初シード当確はランク24位の森田遥、27位ささきしょうこ、38位岡山絵里、46位辻梨恵など、20代前半の若手ばかりだ。すでに世代交代が始まっているのがわかる。
(><)
シード権争いはもちろん着目していました。残り5試合になってから底力を見せているのが、服部真夕、若林舞衣子のような気がします。
服部も森田も“イップス”に悩まされたようです。比嘉真美子は1番ホールのドライバーショットイップスだったそうです。比嘉真美子は伊藤園レディスで完全復活したようですね。
元賞金女王、森田理香子も頑張ってほしいと思います。
ki銀次郎
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