2014年9月18日木曜日

中部銀次郎のグリーン周り

プロも唸った
伝説のアマチュアが
やさしく寄せる
アプローチの極意を伝授





“ハザードが目に入ったら”


「中部さん、僕って広々としたホールならけっこういいゴルフできるんですよ」



ところが池やバンカーが目に入ると・・・
「その途端信じられないミスを量産しちゃうんです!これってどうにかなりませんか?」




『ハザードが見えた途端、あなたの技術力が
低下するわけではありません。ではなにが問題かというと“心”』



『その持ち様がガラッと変わってしまうが故にミスが出てしまうのです』



「確かに心が委縮して、その結果、体も委縮しているのかもしれません」



『でもよく考えてみてください。ハザードすべてから逃げ回ろうとするより、それらの中にも罰の重いエリアと軽いエリアがあるってことを』



「なるほど、池に入れるよりバンカーのほうがまだましかもしれませんネ」



『そう考えれば打つべきエリアがグンと広がります』



「けどハザードにつかまると、その途端ノーチャンスになっちゃうじゃないですか」
「だからやっぱり針の穴を通すような正確なショットが要求されますよね。そう考えた途端、身も心も委縮しちゃうわけで・・・」



『それは2オン2パットのパーにこだわっているからじゃないでしょうか?』



『スコアはもっとフレキシブルなもの、3オン1パットでも構わないし、攻略ルートだってさまざまに考えられるはずなんです』



「なるほど・・・ハザードがあるがゆえにゴルファーは頭も使い、判断力も試され、ゲームが堪能できる・・・?」



『おっしゃるとおり。ハザードのないホールなんて味わいのない料理と同じようなもの、ハザードというスパイスが利いているからこそ、ゴルフは知的で滋味豊かなゲームになっているんです』



「中部さん!以前は大嫌いだったこのホールが、今はティグラウンドに立つとワクワクするようになりました。この料理どう楽しもうかってね」
中部銀次郎


(><)
私は、林のボールは絶対に真横に出す、FWは絶対に使わない、ピンを絶対に狙わない、ハザードに届かないクラブで打つ。



このことを守れるようになってからスコアがいい方に変わっていきました。
グリーンを意図的に外したりすることもあります。



そのためには、アプローチに自信をつけることですね。
アプローチに自信を持てれば、グリーンに乗らなくても気持ちを楽にプレーできるのです。



更にパットに自信を持てれば、もっと気持ちが楽になります。

ki銀次郎

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