サー・マイケル・ボナラック
ゴルフ本来の姿を楽しむためには、マナーと礼儀をわきまえることが大切。
夏坂健
ゴルフは自分の性格が最悪の形で露呈されるゲームだけに、
まず求められるのが礼儀作法の数々。
気づかないうちに困ったプレーヤーになっていませんか?
これがゴルフマナーの世界基準です。
ゴルファーは悪天候を嫌ってはいけない。
“悪天候も自然の内”
ゴルフは自然をグラウンドにして行うゲーム。
この場合の自然とは、地の自然と天の自然を意味する。
地の自然に急斜面や谷や池があるように、
天の自然には雨、風、霧がある。
すべてが挑戦に値するハザードである。
悪天候を嫌い、悪天候から逃げたがる心は、わがまま、弱虫の心である。
強い雨、強風、濃い霧はゴルファーにとってもちろん快適なものではない。
しかし、ゴルフにとってなんら不向きなものではない。
悪天候を悪いスコアやミスショットの言い訳にしてはならない。
悪条件はみんなも同じ。
悪条件なのだから、うまくいかなくても恥じることはない。
その中でもこれだけのプレーができたと喜ぶべきだし、
こんなプレーしかできなかった、と自省すべきだし、
このような心の動きをもてるだけで、
今日のゴルフは十分満足するに値する。
原則としてコースがクローズしないかぎり、プレーを取りやめる
理由はないと考えてよい。
それだけにコース側は、天気情報とコース内の状況分析によって、
より的確な判断をしてもらわなければならない。
鈴木康之
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