2014年9月4日木曜日

ピーターたちのゴルフマナー (鈴木康之)

サー・マイケル・ボナラック
ゴルフ本来の姿を楽しむためには、マナーと礼儀をわきまえることが大切。


夏坂健
ゴルフは自分の性格が最悪の形で露呈されるゲームだけに、
まず求められるのが礼儀作法の数々。



気づかないうちに困ったプレーヤーになっていませんか?

これがゴルフマナーの世界基準です。




ゴルファーは悪天候を嫌ってはいけない。
“悪天候も自然の内”
ゴルフは自然をグラウンドにして行うゲーム。
この場合の自然とは、地の自然と天の自然を意味する。



地の自然に急斜面や谷や池があるように、
天の自然には雨、風、霧がある。
すべてが挑戦に値するハザードである。



悪天候を嫌い、悪天候から逃げたがる心は、わがまま、弱虫の心である。



強い雨、強風、濃い霧はゴルファーにとってもちろん快適なものではない。



しかし、ゴルフにとってなんら不向きなものではない。
悪天候を悪いスコアやミスショットの言い訳にしてはならない。
悪条件はみんなも同じ。



悪条件なのだから、うまくいかなくても恥じることはない。
その中でもこれだけのプレーができたと喜ぶべきだし、
こんなプレーしかできなかった、と自省すべきだし、



このような心の動きをもてるだけで、
今日のゴルフは十分満足するに値する。



原則としてコースがクローズしないかぎり、プレーを取りやめる
理由はないと考えてよい。
それだけにコース側は、天気情報とコース内の状況分析によって、
より的確な判断をしてもらわなければならない。
鈴木康之

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