2015年10月15日木曜日

◆「上手な人の鉄則」イ・ボミ



田中秀道、藤田寛之、谷口徹、上田桃子などのキャディバッグを担ぎ、現役キャディとしては最多27勝を挙げている、ボミのキャディ清水重憲さんが言う。

~心の鉄則~
清水
「彼女は楽しい楽しいってニコニコしながらプレーしています。忘れていたことを思い出させてくれました」


イ・ボミ
「試合は集中しなくちゃならないし、気をつけないと怖い顔になっちゃいます。でも怖い顔をしていると、リラックスできないし、そのうち疲れてしまいます。笑顔でプレーしていると、リラックスできるからプレーも良くなってくるし、スコアもどんどん良くなりますよね」


イ・ボミ
「ゴルフはラッキーとアンラッキーのゲームですよね。アンラッキーは仕方ないと思って我慢して、ラッキーはついてると思ってそれを生かします」

清水
「強い選手はアンラッキーを嘆かず、ラッキーは素直に喜ぶ。ゴルフの場合はラッキーが気づきにくいところで起きているわけです。例えばバンカー方向に飛んだのに当たりが悪くて入らなかったとします。そのときにミスショットを引きずっている選手は弱い。ミスしても入らなかったことを素直に喜んで、次のショットを頑張れる選手は強いですね。ラッキーに気づける選手は強いです」


イ・ボミ
「ゴルフはミスのゲーム。ミスを悔やんでも仕方がない。我慢してやり過ごすしかありません。そのうちにチャンスが来ます。そのときは勇気を出してチャレンジすればいいんです」


清水
「強い選手は1にメンタル、2にショット力、3がパット、4がアプローチ、5に飛距離という順番です。まずはメンタルが強くなければ勝てません」




~頭の鉄則~
イ・ボミ
「風は友だちと思って助けてもらいます。フォローなら風に載せて飛距離をだしたり、アゲインストなら風に止めてもらってグリーンに乗せます」


清水
「突風が吹いたり、突然雨脚が強くなったり、ボールに泥がついたり、でもそれは自然の中でプレーしている以上、起こりうることですし、仕方のないことです。だから諦めることも大切。楽しみにしていたゴルフの日が雨だったからといって嘆いても仕方ないでしょう。それと一緒です。仕方のないことは諦める。ミスショットも同じですね」


イ・ボミ
「7番アイアン以上ならピンは狙いません。8番ならピンを狙うかどうか,そのときの状況によります。9番とウェッジではピンを狙います」


清水
「選手は調子がいいときほど攻撃的になるので、特にグリーン周りは気づいていない危険地帯があるかどうか、プレーの流れがいいか悪いか、無理をしていないかなども考えます。ガードバンカーは絶対に避けます。バンカー上手と言われるプロでも70%のサンドセーブ率です。普通のプロなら、3回に1回はボギーになる計算です。だったら入れないことです」



~技の鉄則~
イ・ボミ
「大事なのは、いつでも同じに振れること。同じに振れれば同じように球が飛びます。同じに振って、同じドローが出ればいいです。すべてのクラブが同じに振れればいいと思って練習しています」


清水
「ボミさんのスウィングは手が体の近くを通りますので、それがスウィング軌道を一定にし、パワーの効率を上げられるのだと思います。エネルギーを最小限に使いながら、高効率で飛距離が出る。アマチュアも見習いたいスウィングですね」
(書斎のゴルフより)

(><)
心、頭、技の鉄則が書いてありますが、わたしたちアマチュアは分かっていそうで分かっていない、出来そうで実行できないことばかりだと思いませんか?


この中にはスコアアップのカギがたくさん書かれています。この内容こそ“レッスン”と言えるのではないでしょうか。


このほかにも細かくアイアンやパターの鉄則がたくさん書かれています。ブログには書ききれませんので、ぜひ「書斎のゴルフ」購入して熟読してください。

ki銀次郎

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