2015年10月27日火曜日

井上誠一のコース設計論と攻略ルート

――コース設計の心得――

私は日本の美しい自然の中でのゴルフ場設計の仕事に誇りを持っている。
この一生涯の仕事が安易な妥協で無になってしまう。


「井上のコースはこの程度か・・・・・。」と言われる。
そう評価されない為にも自分自身で常に納得のゆく仕事を厳選してきた。
井上誠一


第5章 バンカーの持つ意味と性格

~戦略性に富む樹木~

バンカーでも池でもないので、クロスバンカーやサイドバンカーの役割をしているものでは、大洗ゴルフの樹木やスロープ、小山などを利用しているものがある。


ここの5番や7番ホールはバンカーが一つもなく、バンカー恐怖症のプレーヤーには易しく感じるだろうが、実際にプレーしてみると、バンカーがあったほうがまだマシだということにもなる。
 
               (7番 537ヤード Par5)


バンカーがあれば、それを越して攻めるか、全く避けて進むか、何らかの目途がつく。
しかし、バンカーの代わりのスロープや樹木には、それを避けるとしても立体性があり、処理が難しくなってくる。

 
         (7番 537ヤード Par5)
樹木はその上を越すか、その横を抜けるかということになるわけだが、一つまちがうと大ケガをする。


バンカーより、よっぽどやっかいなものになることが多い。バンカーがないホールに立ち向かった時に易しいホールだなと考えるのは早計であり、実際に易しかったとしたらそのホールは愚の骨頂である。



その意味では大洗の5、7などは味わっていただきたいホールである。グリーン周りのバンカーはグリーンの入り口を表しているものと、二打、三打でのショットの内容を要求しているもので、18ホールのグリーンにバラエティを持たせる意味や、グリーンの型によっては位置の変化がある。


そのため、どのバンカーはどのような役割ということは一概にいいきれないものがある。
例えば、そのホールの距離が短ければグリーンは奥行きがなく、グリーン後方にバンカーを置いていることがある。


これは、アプローチショットでの使用クラブが小さいものになり、グリーン上にボールを落として、すぐ止めるピッチショットを要求しているわけで、奥のバンカーは止まらないショットに対しても罰というわけだ。


グリーン周りのバンカーはそのホールの性格によってさまざまに変化する。
これがバンカー以外のもので表わされることもあり、ゴルフコースの戦略性はさまざまな型で表現されるのである。
井上誠一



(><)
大洗ゴルフ倶楽部の名前を目にすると、どうしても思い出してしまうのが2009年5月、三菱ダイヤモンドカップ優勝者の兼本貴司プロを思い出す。


プロ17年目、この年ここまで稼いでいた賞金は29万円。優勝はもう無理だと何度も思ったという兼本は、当時はバリバリに強かったブレンダン・ジョーンズとのプレーオフを制した。
 「ゴルフは小技」という兼本。ゴルフ界の“アニキ”は、石川(右)については「かわいい」(クリックで拡大)

優勝インタビューが忘れられない。
「今まで何人もの優勝者のインタビューをみてきて、優勝してなんで泣くのと思ってみていた」と言いながら泣いていた兼本だった。


わたしは兼本のプレーオフを見て勇気をもらい、ゴルフの練習に励んできたが、もう6年も経ってしまったのか~
もう一度、兼本プロのように頑張るしかないなぁ~

ki銀次郎

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