日本女子オープンゴルフ選手権競技が石川県加賀市片山津ゴルフ倶楽部(白山コース)にて10月1日~4日で開催されました。
優勝はチョン・インジ選手。
プレーオフは4ホールに及びました。菊池絵里香、チョン・インジ、イ・ミヒョンの3選手で行われました。4日間トータルスコア、アンダーパーはこの3人だけという厳しいセッティングだったようです。
イ・ミヒョン選手は3ホール目で脱落し、4ホール目で決着がつきました。
チョン・インジは3日連続ボギーを打っていた鬼門の18番ホール。
イ・ミヒョン選手は3ホール目で脱落し、4ホール目で決着がつきました。
3ホール目からは気温が下がった影響からか、明らかにセカンドショットの飛距離が落ちたように感じました。
チョン・インジは3日連続ボギーを打っていた鬼門の18番ホール。
プレーオフに臨む前に、この日の風と18番ホールを考慮し、8番アイアンを抜いて19°のユーティリティをバッグにいれたそうです。
このユーティリティがプレーオフ4ホール目のセカンドショット、のこり190ヤードをきっちり打つことができたと感想を述べています。
(写真 ALBAゴルフニュース)
4ホールに及んだプレーオフは、日没サスペンデッドになってしまうのではないかと心配しながら観戦していました。NHKのテレビ中継が終了したのは17時45分過ぎ、この日の石川県の日没は17時34分とアナウンスされていました。
4ホールに及んだプレーオフは、日没サスペンデッドになってしまうのではないかと心配しながら観戦していました。NHKのテレビ中継が終了したのは17時45分過ぎ、この日の石川県の日没は17時34分とアナウンスされていました。
こんなに興奮するゴルフ中継を満喫させてもらったのは久しぶりです。
わたしが応援していたのは菊池絵里香選手です。なんとかメジャータイトルをとってもらいたいと願ってやまない選手です。
チョン・インジ選手のように、メジャー2戦2勝する選手もいれば、優勝を目前にした17番ホールで池に入れてしまう柏原明日架選手もいる。ゴルフはなんて難しい競技なのだろうか。
この日の菊池絵里香選手は最終組。
チョン・インジ選手とイ・ミヒョン選手は2アンダーで先にホールアウトしていました。当然プレイオフを視野にいれていたと思います。
菊池絵里香選手は休憩を入れる間もなく、プレーを続ける状況でした。陽が傾くんにつれ気温も下がってきたことをラウンドリポーターからの情報もありました。
(写真 ALBAゴルフニュース)
菊池絵里香選手は「何かを変えるとリズムも変わる」ということを考えてなのか、「何も変えたくなかった」のか短いキュロットスカートのままでした。きっと何か思うとところがあってのことだったのでしょうね。
一方、チョン・インジ選手は、移動のときにウィンドウブレーカーを着用し、ショットのときだけ脱ぐようにしていました。プレーオフ4ホール目には長いパンツを着用していた。
18番ホールは400ヤードを越えるホールで、ティショットの落下地点にはバンカーがたくさんありプレッシャーのかかるホールでした。セカンドショットも190~200ヤード残るところから3打で上がれればパーという非常に難しいホールでした。
(写真 ALBAゴルフニュース)
ティショットで菊池絵里香選手が、フェアウェイをキープできたのはプレーオフの2、3ホール目だけ、1回目と4回目、そしてレギュラーの最終ホールのときは右側のラフへ打ってしまいました。
チョン・インジ選手はプレーオフ1ホール目だけがフェアウェイバンカー手前のラフにボールを置いたが、それ以外はすべてフェアウェイをキープしていました。
中部銀次郎さん曰く、「当たり前のことを、当たり前のようにできること」
「同じことこそ狂いは生じない」
チョン・インジ選手は、この言葉どおりのことができていたように思います。
チョン・インジ、イ・ミヒョン、菊池絵里香ともにプレーオフの中で各1回ずつグリーン奥からのアプローチを披露してくれました。三者三様の素晴らしいアプローチを披露してくれました。
イ・ミヒャン選手は、リーディングエッジでボールの赤道を叩くアプローチショットをしていたのが印象的でした。
イ・ミヒャン選手は、リーディングエッジでボールの赤道を叩くアプローチショットをしていたのが印象的でした。
今大会を振り返り菊池絵里香選手は次のようなコメントをしました。
「1ホール目で負けないだけ成長したと思う。負けたけれどプレーオフの苦手意識もなくなってきたので、一歩、一歩かな」
複数回のプレーオフと複数回の2位という順位を経験したことで、また一回り大きく成長した菊池絵里香選手。
これですべての準備は整った!
次に待っているのは優勝だ!
菊池絵里香選手、頑張ってください。
ki銀次郎
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