2014年1月10日金曜日

ゴルファーのスピリット(著者 鈴木康之)

スコアや理論にこだわるのが
「商」のゴルフなら
作法や誉れ、センスにこだわるのが
「士」のゴルフだろう。
いくらいいスコアで回れても、マナーが悪ければ仲間ができない。
いくら大叩きしても、花鳥風月と共に回れるなら楽しい。
いまこそ商人志向を捨て、紳士・武士ゴルファーを目指すべきだ!




“後始末のゲームと心得よう”

映画『プリティ・ウーマン』にポロの会場のシーンがありました。
ゲームの休憩時間になるとアナウンサーが
「お願いがあります。剥がれた芝生を直すのにご協力ください。さあ、皆さんグラウンドへ」と促します。


ジュリア・ロバーツ扮するビビアンをはじめ、着飾ったレディース&ジェントルメンがひっくり返ったターフを靴のつま先で上向きに直し、お洒落靴が汚れるのも構わず面白がって踏み固めます。


「皆さん、これは当クラブの伝統です。かつては王も王妃もやりました」
映画はアメリカの話しですが、このシーンはまぎれもなくイギリス様式の風景です。


この後、車のビンネットに腰掛けたビビアンの靴の汚れをポロの選手が拭き取ります。
女性の靴をポロの選手が磨く。
これもまた伝統の習わしだそうです。


ゴルフを嗜む者の頭には、「お楽しみの次は後始末」という
ゴルフ規則の第一章エチケットの一句が浮かんでくる場面でした。


「ゴルフは自分のミスショットと付き合うゲームなり」
これはゴルフ名言集を読むまでもなく、誰しもが体験的にいやというほど思い知らされてきた現実です。
(鈴木康之)

(>_<)
ジュリア・ロバーツ、好きだったな~。
もっと好きだったのはソフィア・ローレンかな?
ゴルフ規則の第一章をしっかり熟読しましょう。
ki銀次郎

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