キャディさんにおんぶに抱っこではなく
自分の推理力と判断力を総動員して
コース設計者と対話する。
そうすればゴルフはさらに楽しく、味わい深くなる。(中部銀次郎)
“林の中は心の分かれ道”
木と木の間のせまい空間にグリーンが見えていた。
「中部さん、何故そんな方へ出すんですか?」
「中部さんほどの技量があれば・・・」
中部銀次郎はもっとも安全なルートからフェアウェイに打ち出していた。
『私は我慢だとは思っていません』
『たとえば林につかまったとき、私は10回打って10回出せる
ルートへしか打ち出しません』
「中部さんは何故そこまで安全策に徹するんですか?」
『安全策というより、それが当たり前だと考えているんです』
『林につかまったその瞬間に“心は危険ゾーン”に入りかか っている』
『そこで無理なリカバリーを試みて、また失敗を重ねれば
“心の破綻”は修復不可能なぐらい大きくなる』
『そしてあとのゲームが投げやりになってしまいます』
『一度そういうゴルフをすると、また繰り返してしまう、それが恐い』
『今日のラウンドは今日だけのラウンドではない。だから私は絶対安全ルートへしか打っていかないんです』
中部銀次郎
(>_<)
私はこう思います。
こういう「心構え」こそ、ツアープロの賞金シードが取れそうで取れない選手には大切ではないでしょうか?
もちろん私は実行しています。
林の中から、真横か後ろのフェアウェイに出し、次のショットがピンに絡み、バーディもしくはパーが取れると思えるようになれば、ワンランク上のゴルファーに到達すると思います。
ki銀次郎
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