キャディさんにおんぶに抱っこではなく
自分の推理力と判断力を総動員して
コース設計者と対話する。
そうすればゴルフはさらに楽しく、味わい深くなる。(中部銀次郎)
“6インチプレースで失うもの”
「6インチいいだろ?」
やたらボールを動かすゴルファーがいる。
その結果ナイスショットを放ち、好スコアで上がれたと無邪気によろこんでいる彼らの姿を見て、中部は眉をひそめたり苦虫を噛み潰したりはしない。
ただ・・・
6インチプレースをしているゴルファーは、
本当のゴルフの醍醐味を知らないと中部は思うのである。
ゴルフは常に不測のゲームである。
今日イチのショットがディボット跡につかまることがある。
ピンに絡むと思われたセカンドが、気まぐれな風でグリーンの外へ運ばれたりもする。
しかも止まったところがベアグラウンドなんてことさえある。
神を恨みたい思いに駆られるが、だからといってボールをいちいち動かしていたのでは、ゴルフというゲームそのものが成り立たなくなってしまう。
さまざまな不測の事態にめげず臆せず、あるがままを受け入れどんなライからのショットでも正面から対峙(たいじ)する。
自分の技量と経験とイマジネーションを総動員して、
ひとつひとつコツコツと克服していく。
その結果好スコアを得られた時、心の底からあふれるような喜びが湧いてくるものなのである。
あるがままにこだわるのは、単にルールやマナーにうるさいからではない。
そのほうがゴルフが面白いからである。
「6インチいいんだよね?」
そう言ってボールを動かしている人は、
ゴルフの本当の醍醐味を味わえない不幸なゴルファーなのである。
中部銀次郎
(>_<)
「あるがままを受け入れる」
そしてそれを人生に応用することをゴルフは教えてくれます。
6インチプレースは、そんなゴルフの醍醐味を自分から機会損失させるということでしょうね。
ki銀次郎
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