キャディさんにおんぶに抱っこではなく
自分の推理力と判断力を総動員して
コース設計者と対話する。
そうすればゴルフはさらに楽しく、味わい深くなる。(中部銀次郎)
“ナイスショットは続かない”
「中部さん教えてくれませんか、ナイスショットっていうのはなぜ続かないんでしょう?」
中部銀次郎はよく新橋の酒場でこんな質問をなげかけられたものである。
中部の答えを待つまでもなく酔客同士のゴルフ談義に花が咲く。
「そりゃグリップに問題があるんじゃないの?」
「いやいやオンプレーンから外れているからでしょ!」
とにかく技術論に答えを求めがちなサラリーマン諸氏に、中部は静かに微笑んでこんな話を始める。
『たとえば今日イチといわれるようなティショットを打ったとしましょう・・・』
『満足感に浸りながらセカンド地点へ歩き出した時、あなたの胸にはどんな思いが去来しているでしょうか?』
「これだけいいショットを打ったんだからセカンドも絶対に乗せなきゃいけない!あわよくばバーディチャンスにつけたいものだ!」
『そんな風に気負いが生じているんじゃありませんか?』
『言葉を換えて表現すれば自分で自分の心に制約を加えているわけです』
『心に制約を加えればそれはすでに“心のトラブルショット”というべき状態に陥っているのです』
『ティショットが成功したからといってセカンドが成功する保証など何もないのです』
『むしろ、うまく打たねばと、自分の心を縛れば縛るほど、ミスの確立が増していく』
『あれだけのナイスショットのあとなんだから次はミスが出ても当たり前・・・そんな風に自分のゴルフをみつめられたら』
『心の制約がコトンと外れてナイスショットは続いてくれるものなんです』
中部銀次郎
(>_<)
ナイスショットのあと「セカンドも絶対にのせなきゃいけない」こんな思いは、ゴルフをしている人はみんな経験していますよね!まったく本当のことですね。
銀次郎さんはさすがです。
ki銀次郎
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