2014年2月25日火曜日

WGCアクセンチュアマッチプレーゴルフ選手権の決勝

ビクター・デュビソン(フランス) 
WGR30位   183cm  74kg
1990年4月22日生まれ23歳

リッツカールトンGC、ザ・ゴルフクラブatダブマウンテン7791ヤードで、WGCアクセンチュアマッチプレーゴルフ選手権の決勝は、
ジェイソン・デイとビクター・ディビソンで争われ、23ホールにもおよぶ壮絶な戦いとなった。


ビクター・ディビソンは、19、20ホール目とティショットのトラブルから連続してミラクルパーセーブを見せてくれた。


20ホール目の9番パー3、ティショットをグリーン左の植え込みに打ち込むアクシデント。


直径1cmはあろう枝の下にボールがあった。
ビクター・ディビソンは、枝が浮いてあるとかいないとか我関せず「あるがままに打つ」精神を貫くかのように、
いつもと変わらないテンポでアドレスに入り、ピンそば3mにつけた。またもやクラッチパットを決めてスーパーミラクルパーセーブを見せた。


ボールの上の覆いかぶさっていた枝は、紛れもないルースインペディメント(動かすことのできる成長物でないもの)でした。


大変失礼な言い方なのだがタイガーやミケルソンなどの場合だったら,
技委員を呼び決断するまでに時間をつかう典型的なアメリカ人的なスタイルをとることを多く目撃してきた。


しかしビクター・ディビソンは全くそんな素振りをしないどころか、膝ひとつ曲げず、を屈めてボールを見ることすらしない。
いつもと同じテンポでアドレスに入りサッと打った!


ボールはラフに落ちる一見ミスショットのようだった。がビクター・ディビソンは一切表情を変えることはなかった。


そんなビクターの仕草を見てなのか、グリーン上のジェイソン・デイは、ビクター・ディビソンが打った球がピンに寄ってくさまを眺めながら、呆れた顔で笑っていた。


ビクター・ディビソンは、コンシードする相手のボールを拾い淡々とプレーをして、「あるがままに打つ!」本物ゴルファーだ!


これこそがザ・ゴルファーという本物のゴルファーを見ることができた。
ビクター・ディビソンありがとう!


そんなビクター・ディビソンは、
試合が終わってインタビューを受けたときに初めて悔しい表情をした。
私は一発でビクター・ディビソンのファンになりました。


(>_<)
砂漠のど真ん中にあるリッツカールトンGCは、プレーフィが$42というから驚いてしまいます。
アメリカ人になりたい。

私とビクター・ディビソンと身長は同じ、誕生日も2日ちがい、親近感を覚えます。
目標!ビクター・ディビソン
ki銀次郎

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