ゴルフの技術と練習
ゴルファーは技術向上にかけて
並々ならぬエネルギーを費やす。
それはゴルフ発祥の時代から変わらない。
ゴルフ上達における歴代の金言は
技術書以上に核心を突く。
“多くの初心者は、ゴルフスウィングの基本を理解する前にスコアをつけようとする。これは歩くことができる前に走ろうとするようなものだ”
ジーン・サラゼン
周知のようにジーン・サラゼン(全米オープン2回、全英オープン1回優勝)はアメリカのプロの大長老として多くの指導的な評論を書いたが、なかなかすぐれた警句家で、
これは彼の回顧録“Thirty Years of Championship Golf”(1950年)の中の言葉である。
「日本のゴルフ倶楽部では、初心者がある程度上達するまではコースのプレーを許さない規則をつくっているが、これはたいへんよいことで、わがアメリカでも見習うべきだ」と書いている。
おそらくこれはサラゼンが、昭和12年(1937年)に来日した際知ったのであろうが、事実戦前の日本の一流ゴルフ倶楽部では、会員でも初心者は練習場だけでプレーさせ、委員が認めるまではコースのプレーを禁じ、またコースでプレーできるようになっても、ハンディキャップが25になるまでは倶楽部の競技に出るのを許されなかったものだ。
現在ではこんな厳格な規則をつくっている倶楽部はないだろうが、だからといって、初心者がいきなりコースへ行ってもよいという理由にはならない。
それはサラゼンがいうように、歩くことができる前に走ろうとするようなものだからである。
(><)
自分が初心者と意識していない人が多い。
それは技術だけではなくて、ゴルフ場におけるマナーやエチケットも同じことであろう。
ゴルフを始めて10年だろうが20年だろうが、スコアはもとより
ゴルフ場内におけるマナーやエチケットを知らないゴルファーは
初心者と同じであろう。
また、ゴルフをするうえでマナーやエチケットを身につけることに気がつかない人だから、技術が向上しないと言っても過言ではないでしょう。
ki銀次郎
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