2014年11月21日金曜日

今のスイングでいい自分のゴルフを信じなさい(ボブ・ロテラ)

完全なスイングをしているゴルファーは
プロにもいない!

自信すなわち“心の目”でプレーする大切さを説く
画期的なメンタル・ゴルフレッスン書。

ボブ・ロテラ




“自 信”


世のゴルファーは、いったい自信とはどういうものか、
と私によく尋ねたがる。
幸いこれまで20年あまりの歳月を、
私は運動選手の“頭”のコーチ、“心”のトレーナーとして
仕事をしてきている。
そのうち十数年は、プロゴルファー専門である。



私ならこんなふうに答えるだろう。
「自信とは自分の目でプレーすることだ」
この言葉を私は、目標に向かって邁進しているあらゆるスポーツ選手の口から聞いている。



バスケットボールのシュートの名手を想像してみてほしい。
選手はただゴールをじっと見つめたままシュートを打つ。



絶好調に敏腕ピッチャーとて同じである。
キャッチャーミットをキッと見つめ、そこをめがけて投げる。



トラップ射撃の選手はどうか。
空中に飛ばされている標的を見るや引き金を引いている。



自信に満ちた選手の目は、目標にピタリと照準があっている。
脳と体は単に反応しているにすぎない。



バスケットボールのシュートの名手は、ボールをどのように空中へ押し出すか、自分自身にとくとくと講義したりはしない。



敏腕ピッチャーはスライダーを投げるときの肩、腕、ひじ、手首、指のモーションを心の中でリハーサルしているわけではない。



トラップ射撃の選手は、上半身と引き金にかけた指の動きをいかに同調させるかを頭の中で考える必要などない。



自信のある選手は、練習の積み重ねによってマスターした技を
自分の脳と神経組織を通して
―意識を介入させることなく―
自然と発揮することができるのだ。
ボブ・ロテラ


(><)
非常に興味深かったボブ・ロテラの本がやっと手元にきたので紹介します。
この本を読むと、もっとシンプルに、もっと自然にゴルフをすればいいんだなと思う。
本能に逆らわずゴルフをすればいいんだなと思いました。



先日紹介した小池龍之介さんの「しない生活」という本に書かれていた、
『入ってくる情報が増えれば増えるほど心は乱れる』
ということと共通していると思いました。





練習場へ行って、改めて「あそこへ打つ!」とだけ心で思って打席に入ってみるが、頭の中では無意識に“あれやこれや”考えている自分を再確認してしまう。



自分の脳と神経組織を通して、意識を介入することなく自然と発揮させるには、もっともっと素振りをして、自分のスウィングを確立させる必要があるのかなと思いました。



振って、振って、振りまくって、自分のスウィングを作っていくしかないのだ!
これからは情報移入をへらし自信だけをもって、もっとシンプルにゴルフを考えるように努力したいです。
ki銀次郎

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