“ゴルフが上手くなりたいけどなかなか上手くならない”
これはゴルファー100人中99人の悩みといって過言ではないだろう。
しかしその原因を冷静に追求し、答えを再確認している人はいるだろうか?
もしくは「なぜこんなに練習しているのに上手くならないのだろう」と
真剣に考え、練習方法を模索し実行しているだろうか?
ただなんとなく練習場へいって、ただなんとなく球を打っていることが練習だと思い込んでいないだろうか?
真剣に考え、練習方法を模索し実行しているだろうか?
ただなんとなく練習場へいって、ただなんとなく球を打っていることが練習だと思い込んでいないだろうか?
私自身もそのうちの一人、4年半でゴルフの練習に費やした時間は1800時間、打った球数14万球、ラウンド数は180ラウンド。
一般サラリーマンの環境であれば、まあ練習量は多いほうだと自分では思っています。
確かに練習を積んでいる分、球筋変わった、飛距離だって伸びた!
しかしスコアにあらわれてこない。
確かに練習を積んでいる分、球筋変わった、飛距離だって伸びた!
しかしスコアにあらわれてこない。
ここで改めて自分の練習方法を見直してみようと思います。
そのきっかけをくれたのが倉本昌弘プロの本の一節です。
『練習場ではできるのにコースに出ると球が曲がる。大事な場面ほど大きなミスが出てしまう』
まさしくこの言葉通りではないでしょうか?(>_<)
『ミスを呼ぶ心があなたの邪魔をしている』
ティインググラウンドに立ったとき、右に池、左はOB、避けなければならない。
そういう制限をされた瞬間に「心」が出てきて邪魔をする。
『心』というのは、OBやバンカーは嫌だとか、曲がるんじゃないかという恐怖心。
ピンに寄せたい、カップに入れたいという欲心。
難しい状況からやったこともないショットを成功させてやろうという野心。
こういう『心』が出てきた瞬間に、体というのは上手く動かなくなる。
これがいわゆるミスショットなわけです。
例えていうなら、
床の上に描かれた30cmの線の上を歩ける人が、10mの高さになると歩けなくなるのと同じ現象です。
コースに出てミスショットを減らすには、毎回コースで練習し、景色やハザードを見ても意識しない心をつくることでしょう。
練習場の場合には、練習場に池やOBやバンカーに変わる制約を設けて練習するということです。
簡単にできることは、3球打ったらクラブの番手を変える、3球ごとに狙いを変える。1球ごとに変えることはより実戦的です。
しかしこのような練習をしても、本番でピンを狙った瞬間に「心」が表に
出てくるのです。
ならば『心を出にくくする回路をつくる』
そのためにやることは“プレショットルーティーン”の練習です。
「そんなものが何の役に立つんだ」と思われるかもしれませんが、
脳と体を結ぶ回路をつくるためにはとても重要な意味があるんです。
ようするに、ある同じ行動をとったら次に出てくるのはナイスショットをする体の動作!その動作を引き出すために行うということです。
歩くときに右足の次は左足、左足の次は右足を出すといちいち脳は意識していません。
ゴルフでも、プレショットルーティーンをしたらすぐにスウィングするという経験(訓練)を繰り返すと、本番でもプレショットルーティーンをしたら、後はスウィングするだけという回路ができあがります。
それを訓練するのが練習場での練習なのです。
プレショットルーティーンにはもう一つ意味があって、回路ができあがった人はこの同じ動作を行うことによって、勝手に目に入ってきた不安(池、OB、バンカー)が自然に少なくなっていくこと、更に次に行う動作の一つ前の動作として準備が整うということだそうです。
(注)
プレショットルーティーンに似た動作をいきなり本番でやっても、
それはプレショットルーティーンの意味をなしていない。
『構えたら3秒で打つ!』
せっかくプレショットルーティーンによって回路ができあがっていても、
構えてからの時間が長ければ長いほど回路意識は薄れていって、
体は正確に動かなくなってしまう。
人間、集中できる時間は非常に短い、時間が長ければ長いほど邪念が入ってくる。
「邪念」「欲心」「野心」があらわれないうちに打つことが大事。
『スウィングの完結』
ほとんどのアマチュアは練習のときからスウィングが完結していない。
練習場を見渡しても1球1球しっかりフィニッシュを取っている人がいない。
なぜフィニッシュが取れないかというと、
ボールに上手く当てたい、真っ直ぐ飛ばしたい。
という様ざまな感情に負けていたり、飛んでいったボールやその方向といった結果にばかり意識が集中しているからです。
誰でも素振りのときはフィニッシュが取れるはず。
素振りでは、ボールが上手く当たらないとか、曲がる心配や不安がないからです。
フィニッシュを取れない人は、「上手く打てないんじゃないか」「曲がるんじゃないか」と自分を疑っている人だそうです。
自分を信じないゴルファーは強くなれません。
今、我々が多くやっている練習は次のことだと思われます。
『同じクラブを使い、同じところを狙って、たくさん球を打つ!』
たくさん同じことをするから不安や恐怖心がなくなり、いい球が出る。
いい球が出ると気持ちがいいから同じことを続ける。
たくさん球を打って間違った練習の充実感を味わい満足してしまう。
たくさん球を打って間違った練習の充実感を味わい満足してしまう。
これの繰り返し!(下手を固めている場合が多い)
ここには「確認」という作業がなされていません。
だから本番で「心」が生まれたときにミスをする。
結果、なかなか上手くならないのです。
倉本昌弘(本番に強くなるゴルフ)
(>_<)
私はこの本の中から、これから実行すべき練習方法が見えたような気がします。
クラブを変える、狙いを変える、ルーティーンを必ず行う、フィニッシュを取る。
これらを今から、この冬のシーズンを実行しみようと思います。
ki銀次郎
0 件のコメント:
コメントを投稿