サー・マイケル・ボナラック
ゴルフ本来の姿を楽しむためには、マナーと礼儀をわきまえることが大切。
夏坂健
ゴルフは自分の性格が最悪の形で露呈されるゲームだけに、
まず求められるのが礼儀作法の数々。
気づかないうちに困ったプレーヤーになっていませんか?
これがゴルフマナーの世界基準です。
第4章 前日・当日
◆歓迎されない来場スタイル
ゴルフ場にわざわざ違和感のある、自己主張の強い恰好をしていかなければならない特別な理由はない。
近年、若い世代はジャケットになじまない風潮があり、ゴルフ場にもジャンパー、ブルゾン、ダウンパーカー、ウインドゥブレーカー、さらにセーター、トレーナー、ジーンズなどで来場する人が見られるようになったが、正統なゴルファーたちの目には快く映らない。
ひと昔前だとコース側が入場を断ったり、紹介メンバーにクレームを出した。
いまそこまでするコースはほとんどなくなったが、それは自由になったということではなく、コース側の弱気、あきらめである。
たいへん苦々しい目で見られていることにはかわりはない。
スニーカーは、メンバー制ゴルフ倶楽部に入る履物ではない。
ジャケットにスニーカーは合わない。
ゾウリ、セッタ、サンダルなどの履物は言うまでもなく場違いである。
以上のものがいけないのは、プレーヤーだけでなく、送り迎えなど家族がクラブハウスに立ち寄る場合も同じである。
鈴木康之
(><)
ファッションは本来、自己主張の一番の表現であるが、ゴルフ場入場の場合を鈴木康之さんが上手表現してくれています。
「自己主張の強い恰好をしていかなければならない特別な理由はない」
革制であってもスニーカーはスニーカーだ。
どんなに高価なものでもジーパンはジーパンだ。
成人している社会人が、公の場であり“クラブ”“倶楽部”と呼ばれている場所へ行くわけだから、ジャケットと革靴は当たり前の恰好だと思われる。
自分の恰好は、自分のためではなくて、同伴者や同じクラブ内で行動する人のためなのかもしれません。
最近は赤青黄色などの原色を使ったウェアや、襟のないシャツなどが多用されているが、ゴルフの楽しみ方にはきれいな芝生と自然の木々を配した景色を見るというのもある。
ゴルフ場の景色を台なしにしないためにも原色を使ったファッションを控えるという生粋のゴルファーがいるということも覚えておきたいエチケットの一つかもしれません。
ki銀次郎
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