2015年5月1日金曜日

中部銀次郎のグリーン周り

プロも唸った
伝説のアマチュアが
やさしく寄せる
アプローチの極意を伝授




~第3章~
◆パーを引き寄せるラウンド術

①上手い人は心が平静でいられる方法をたくさん持っている
②ゴルフは五感を総動員させるもの
③ボールが真っ直ぐ飛ばないのはクラブのせいではない。
④失敗の責任をキャディになすりつけるな
⑤「チクショー」と思う気持ちがミスを呼ぶ



~柔らかくやり過ごす~

「やったー!出だしからパーなんて久しぶりだな!今日はなんだか凄いスコアが出そうな気がしますよ!」


『嬉しい気持ちはわかりますよ・・・・・』


「ウワァ〜〜!右OBへ一直線!」
上がってみれば短いパー3でダブルパー!


「せっかくスタートホールがパーだったのに、今日はもう終わり・・・・・ジ・エンドですよ!」


『悲しい気持ちはわかりますが・・・・・
いずれにせよ心の揺れが大きすぎるんじゃないでしょうか?』


「出だしのパーを喜びすぎたことが2番のダブルパーにつながったということですか?」


『そして2番の結果を悲しみすぎたことがその後の大崩れにつながったとは思いませんか?』


「でもー?」


『私はどんなにいいスコアが出ようと、悲惨な大叩きをしようと大きな声は出さないことにしています』
『声に出しアクションに表すと、必ず心が揺れ動きます。その揺れがゴルフにとっては一番ハザードなんです』


「それじゃ喜怒哀楽とはどう付き合えばいいんですか?」
「嬉しさを噛み殺し悲しみを腹に溜め込んでたら、私なんかとても1日持ちそうにありません!」


『私はなるべく柔らかくやり過ごすことにしています』


「柔らかく・・・やり過ごす


『成功したとき、ほんの少し微笑む、ミスしたら一言「失敗」と独り言ちて、それで済ませてしまう』


中部はそのようにして起こったことには鋭敏に反応しない自分をキープしつづけていた

これがスコアメイクの最も大切な秘訣だと知り抜いていたからである。
中部銀次郎

(><)
ここなんですよ、ここ!
粛々とプレーするのがなかなかできないんですよ。


ゴルフは他のスポーツと違って“静寂”を楽しむ競技でもあります。
もっと真剣に静寂を楽しむゴルフをしてみましょうよ。

ki銀次郎

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