2015年5月8日金曜日

平常心のコツ(植西聰)

「乱れた心」を整える93の言葉
おだやかな人生を生きたいあなたに。

植西聰



~上手くいかないのは、「誰のせいでもない」と考えるのがいい~


◆「他人のせいにする」癖をやめる



人は、物事が上手くいかない時、その原因が「他人にある」と感えがちです。
あるタイプの人たちは、「他人が悪いから、物事が上手くいかない」と考えます。


「上司が悪いから、僕は仕事で能力を発揮できないんだ」
「彼氏が悪いから、私は幸せになれない」
といった具合です。


一方で
「自分が悪いから、物事が上手くいかない」と考えるタイプの人もいます。
「仕事が上手くいかないのは、僕がダメ人間だからだ」
「彼氏との関係が上手くいかない責任は、すべて自分にある」
といった具合です。



心理学では、前者を「他罰傾向」、後者を「自罰傾向」と呼んでいます。



いずれのタイプも、心の平静さを失いやすく、感情に流されやすい性格だと言われています。


前者は、一般的な言い方をすれば「わがままタイプ」です
「上司が悪い」「彼氏が悪い」と、他人に責任をおしつけている限り、事態は改善しません。
ですから、いつまでも心の平静は得られません。



後者は一見、謙虚なタイプのようにも思えます。しかし、「自分が悪い」という自罰傾向が強すぎると、気持ちが落ち込むばかりで、事態を改善させようという意欲も失ってしまいがちです。



ですから、やはり心の乱れはおさまりません。
平常心を保っていくことができる人は、上手くいかないことを「人のせい」にはしません。



「他人が悪いから」でもなく、「自分が悪いから」でもないと考えます。
「人のせいにする」のではなく、もっと現実的に「上手くいかないのは、どこに問題があるのか」ということを考えます。



そうすれば、
「仕事が上手くいかないのは、マーケティングができていなかったから」
「彼氏と上手くいかないのは、会って話をする機会が少なかったから」
という別の理由が見えてきます。
後は、その問題に対して具体的な解決策を講じればいいのです。
植西聰


(><)
ここに書かれていることはだれでも経験したことがあることでしょう。
そして誰かのせいにすることとは別に後悔をしたりする。



「若いときもっと勉強しておけばよかったな」
「ついてね~よな」
「あそこに就職すればよかったな」



選択肢を選んできたのは自分である。
思うことはすべて後悔。
後悔するということは、その選択肢に対して“一生懸命”に取り組んでいなかったかもしれません。



物事に対して一生懸命に自分の限界までやりつくしていれば、きっと“後悔”という感情は湧きあがってこない。
湧きあがってくるのは充実感か達成感だけである。



誰かのせいにしない、後悔しない人生を歩みたければ、目の前にあることは全て一生懸命しやるということが、心の平静を生むのではないかなと思います。


人生でもう一つ大切なものは“健康”
健康な体でいるということは、まず心の健康をつくる必要があると思います。
体の健康+心の健康=幸せな人生
ki銀次郎

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