本書は私が絶頂期に書かれた。
一生でこれほどゴルフについて考えた時期はない。
―ボビー・ジョーンズ―
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この途方もなく複雑なゲームを、彼ほどみごとに常識に換えてしまったプレーヤーはほかにいない。
ボビー・ジョーンズ以前の長い間、
「パットはホールに届かなければ入らない、すなわちネヴァー・アップ、ネヴァー・イン」といわれてきた。
今でもまだ才能に恵まれたゴルファーのなかに、この説を額面通りに受けとって、その奥の意味に気づかない者がいる。
しかしボビー・ジョーンズはそれに気づいていた。
「もちろん」と彼はいっている。
「われわれはラインに乗っていながらショートしたボールがカップ入った例を知らない。しかしカップの先まで転がったボールはカップに入らなかったことを知っている」
ゆえにボビー・ジョーンズは常にパットがホールで“力尽きる”ようにプレイした。
(>_<)
有名なコーチ、ハーヴィー・ペニックもなかなか優勝できなかったプロ選手に、ホールで“力尽きる”パット(ジャストタッチ)を
教えたたら次の大会で優勝させた実話がある。
さあ、あなたはネヴァー・アップ、ネヴァー・イン派ですか?
それともジャストタッチ派ですか?
私はまだまだネヴァー・アップを目標にして、パットは絶対に
ショートしない練習をしようと思います。
ki銀次郎
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