2013年9月5日木曜日

『GOLF MANNERS』

『次世代へ正しいゴルフを継承する』

ki銀次郎
『ラフでの注意』
深いラフで草をかき分けてボールを探すとき、
あるいはアドレスに入るときは、くれぐれもボールを動かさないように用心しよう。

プレーヤーまたはキャディが自分のボールを動かしてしまった場合は、
1罰打で元の位置にリプレースしなければならない。

同伴競技者のボールを動かしてしまった場合、あるいは同伴競技者に
動かされた場合は、無罰で元に戻すことができる(ゴルフ規則18-2)。
しかし、いずれの場合も、深いラフで有利にも不利にもならない正しい
戻し方ははなはだ困難である。

クラブヘッドをボールの後ろにセットする際、ごく軽く地面につけることは許されるが、草をおさえつけることはライの改善を意図したアンフェアな行為である(ゴルフ規則13-2)。


とりわけフェアウェイウッドのようにソールが大きいクラブの場合は、
例え故意でなくても手前の草をおさえつけ、寝かせてしまうことになるので、用心深く構えなければならない。


ラフで素振りをするときは、草を刈り取らないように注意しよう。
理由は3つ。
バサッと切り取った草がまた生え揃うのに何日間の光合成を要するか。
飛び散った草は拾いようがなく、ゴミとなるだけ。
ラフの抵抗の度合いをテストしたと見なされ、クレームの対象となる行為である。


ラフの中にはよく大きめの石が落ちている。見つけたら必ず拾って始末しよう。
草に隠れている石をスウィングや素振りで打った場合、クラブヘッドを傷める。草刈り機の刃も傷める。飛んだ石の危険は言うまでもない。


見つけたら拾い上げ、近くの木の根元に、ブッシュや谷などがあればその中へ、適当な捨て場がなければひとまずカートのゴミ缶の中へ。

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