2013年9月5日木曜日

“充実感のあるゴルフ”

私がこの世で一番大好きで、一番尊敬している大先輩が

「今日のゴルフは充実感がある!」

こういう言葉を口にした。スコアは44、50。



先輩はとても明るく目上の人間にも後輩や同僚から人気のある人です。
バブル全盛のころは仕事上年間60ラウンドくらいゴルフをしていました。



誰に習うでもなくプレーして、時にはハーフ3738という好スコアを出したこともあったそうです。



ここ数年一緒にゴルフをするようになり、マナーのこと、ゴルフの心に影響する話し、無意味な行動言動などを私が口うるさく指摘してきた。



『同伴者がアドレスに入ったら、静止してプレーを見よ』


『相手がショットやパットするときは打つ方向とその後方には立ってはだめ』


『グリーンまで苦労してたどり着いて、カップまでのラインを読むという一番の楽しみをなぜキャディにきくのか?』


『グリーンまで50ヤードもないのに、なぜ「あと何ヤード?」と聞くのか?それではいつまでたっても距離感が体にやどらない』


『ゴルフ場で大声を出していいのは、フォアーだけ。大声でナイスショットというのも控えてください』


『ボールマークは治しましょう。目土をしましょう』
など数々の指摘をしてきた。


ときには先輩がムッとして気まずい雰囲気になったこともしばしばあった。

でも先輩は聞く耳を持っている。悪いところを指摘すると
「ありがとう」
と言っては修正する人なのです。


常に本を読んでいて、人生における教訓を私に教えてくれる恩人です。


先輩は運動神経がとてもよくて、OBや大きく曲げるミスショットを打つ姿はほとんど見たことがない。
そんな先輩が昨日のゴルフで、ティショットをチョロしたり、OBを打ったりして「何でだろう?」と首をかしげていました。


私は思わずこういいました。
『ティインググラウンドに上がってから無駄な動きや、独り言が
多すぎます』
こんな風に言いました。


先輩のダメだしは私しかしませんが、この日は岡部チサンCC
チャンピオンが同伴プレーをしながら私の指摘をさらにフォローしていたようです。


帰りに2人きりで焼き肉屋で食事をしながら、その日のゴルフの
反省会をしました。


「後半はキャディに何も聞かないで自分で判断してプレーしたよ。
お前に指摘されたことを守ってティインググラウンドに上がったよ。
50も叩いたから前半よりスコアは悪いけど充実感がある。


今までのゴルフはワイワイガヤガヤと笑って楽しくやっていたつもりだったけど、あれはただの遊びだったんだな。
今日のゴルフはとても充実感があった。もっと上手くなりたいという意欲が湧いてきた。ありがとう!」


先輩は笑いながらこう言った。


私はとてもとても嬉しかった。私も先輩に負けないようにもっと
もっと練習しよう、そう思いました。


ゴルフはルールとマナーを以ってしてプレーすれば、本当の意味で
悔しさも味わえるし、達成感も味わえると思う。


たかがゴルフ、されどゴルフ、
本当のゴルフの面白さを私ki銀次郎と一緒に探求しましょうよ。
私にもいろいろと教えてください。

ki銀次郎

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