プロも憧れた伝説のアマチュアゴルファーは、
こうして強くなった!(中部銀次郎)
“いかに早くしねるか”
「僕自慢じゃないけどものすごく練習しているんです。なのに
ちっともスコアが良くならないんです。このままじゃ一生伸び悩んだまま終わっちゃいそうです。
こんな僕に何か処方を書いてくれませんか?」
『そうですね、いかに早く死ねるか・・・だと思いますよ。』
と中部銀次郎はいった。
「いったい中部さんの処方箋はどういう意味なのかサッパリ分からない!?おかげで今日もいきなりダボ・・・そのあとも連続ボギー、
くそっ、何とか取り返さなきゃ!」
『いかに早く死ねるかだと思いますよ』
「まてよ、早く死ねとは足掻(あが)いたり、踠(もが)いたりしないこと?」
「飛ばそう、寄せよう、入れようの三欲をすてること?スコアに
がっつかずどんな結果も淡々と受け入れることって考えてラウンド
したら、途中からスコアが自然と落ちついてきて・・・」
悪戦苦闘の結果、見事な“死にっぷり”に辿り着かれた素晴しい
ラウンドだったと思いますよ。
中部銀次郎
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