2015年4月10日金曜日

“只管打坐(しかんたざ)”(金谷 多一郎)

ゴルフに学び、

ゴルフで育ち、

ゴルフで営む、


一生懸命「ゴルフ人生哲学」と題してBUZZ GPLFに掲載されていました。
金谷多一郎プロの番組はよく拝見していましたが、いったいどんな人間なのか興味がありました。



幼少のころ心臓弁膜症を患っていた金谷は『ゴルフは命の恩人』という。
そんな金谷プロが、ゴルフとビジネス、そして人生哲学を語っていたので掲載します。



ビジネスワークにこだわりとしているのは、いつも自分に対してプレッシャーをかけ続けることです。
フリーランスという立場上、全ての行いが自分の看板影響してくる。


そういう厳しい世界に身を置いている立場を十分に理解して、責任を持った行動を心がけるのが僕のビジネスポリシーです。
無責任な行動は全て自分に跳ね返ってくるのです。


私は学生時代から仏門の教えを学ぶ機会があり、共感を得た言葉が二つあります。



一つは、“程越(ほどこし)を与える”という言葉。
通常の“施しを与える”とはちょっと意味が異なります。


恵みを与えるということに変わりはありませんが、上から目線ではないということ、常に自分の等身大100%の力をもって、依頼主が思う内容よりも少しでもそれ以上のものを収めることを常に目指しています。



もう一つは、“只管打坐(しかんたざ)”という言葉です。
ただひたすら座禅することを意味しますが、そこに含まれる志は、ただ一筋に一つのことに専念するということ。




どんな仕事であっても、依頼を受けたからには最後まで没頭し、完遂させること。
ビジネスマンとして当たり前の心がけを怠らず持ち続けるのがポリシーです。
“金谷に頼んで、よかった”と依頼主の皆様に思っていただけるほど、嬉しいことはありません。
金谷多一郎



(><)
私はゴルフのレッスンにほとんど興味がないので、テレビのレッスン番組はあまり観ないのですが、金谷プロの番組はなぜか観てしまいます。



最近知ったのですが、金谷プロは用具メーカー契約をしないという。
理由は、契約してしまうと道具を公平に見ることができない、仕事として公平な目で道具のインプレッションができなくなるからという。


ツアープロじゃないんだから、用具契約したらどんなに楽ができるだろうかなどと勝手に想像してしまいますが、金谷プロがこういう人間だからこそ、番組を観てしまうのかもしれません。


スポーツ選手に限らず、ものごとを一生懸命やっている人は美しく見えるに、かっこいいと思います。
せっかく出会った“程越”“只管打坐”という言葉を大切にしようと思います。
ki銀次郎

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