2015年4月7日火曜日

竹林隆光の間違いだらけのクラブ選び

棒はどこにでも落ちていた。道具を手にした人類と、
道具をついに使わなかった類人猿。棒を手にした者が勝ちを収めた。

しかし、それが手に余る巨木であれば、どちらにも、意味はなかったはずだ。
使いこなせる技術と、使われる道具の間に、一つの必然性があるのだ。




◆ドライバー編
第1章:誤解と偏見
~変則スウィングはあるが、変則クラブはあり得ない~

あらゆるスポーツのなかで、ゴルフほど指導者あるいは選手によってその技術論が異なるスポーツはない。
このことは逆をいえば、ゴルフがいかにデリケートで奥深いスポーツであるかを示すものともいえる。



他のスポーツ、例えば野球を例にとるとバットの握り方はただ一つだ。
ところがゴルフの場合、クラブの握り方はオーバーラッピング・グリップやインターロッキング・グリップなど数多くの方法が一般にも採用されている。
パッティングの際には、逆オーバーという方法もあるくらいだ。




グリップは極端な例だが、スウィングにおいてもゴルファーはそれぞれ独自の理論を持っている。
トップレベルで比べてもゴルフほど変則選手が多いスポーツはないだろう。




「プレーヤーの数だけ理論がある」とはゴルフではよく言われるが、それとともに技術書もおおくなり、“青木式”あるいは“ニクラス式”などとゴルフ独特の方法で呼ばれる。



しかもゴルフでは、青木プロのベタ足打法も杉原輝雄プロの変則打法も、単に方法だけなら、アマチュアにもすぐに手が届くところにある。
実際にこれらトッププロと同じようなフォームで打つアマチュア選手も見かけることができる。



多くのスポーツがそうだが、ゴルフのスウィングにも、万人が納得できるような確固とした完成理論は存在しないといっていいだろう。
その証拠に、一見、間違いと思われるような変則打法で世界を制覇してきた選手も多い。



しかし、これはあくまでもスウィングのかたちであって、道具、主にクラブとなると問題は全く別だ。
そこには、変則が入り込む余地は存在しない。
クラブに合った正しい使い方をしたときにはじめて、
その機能が100パーセント発揮されるのである。
竹林隆光


(><)
自分に合っているクラブの基準ってなんだろう?と思う。
ただ単に真っすぐ飛ぶクラブなのか、飛距離が出るクラブなのか?



“自分に合ったクラブ”という定義で、“シャフト”はかなりのウェイトを占めていると思います。



また、スウィングスピードでシャフトの硬さを選んだりしているが、身長160cmの人も180cmの人も同じ長さのドライバーやアイアンを使っているではないか。



「間違いだらけのクラブ選び」ということに触れたいと思います。
ki銀次郎

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