2016年7月27日水曜日

ことだま



◆積極的に動いて自分をアピールしよう。受け身で待っていたっていいことなんか何もない。井口資仁

新しい環境に飛び込めば、誰もが慣れることに苦労する。日米通算2000本安打を放った井口資仁は、新しい環境に溶け込むコツを「自分で持っているセールスポイントを、一番最初にアピールすることが大事」と語る。


ダイエー、ホワイトソックス、ロッテなど日米の6球団を渡り歩いたからこそ言える言葉だろう。


新年度、新チーム、まだ周囲が君のことを知らないとき、足の速さでも、肩の強さでも、声の大きさでも何でもいい。積極的に動いて、自分の武器をアピールしよう。
井口資仁





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40年前の高校一年生の春の多摩川グラウンドを思い出す。1年生だけで部員120名の野球部に入部。中学時代から硬球を握っていなかった自分にアピールできるのは、背の大きさと声のデカさだけだった。


足も遅い、肩も目だって強くはなかった。毎日の練習はケンカごしの競争だった。一年生どうしのケンカが絶えなかった。練習はキツイなんてものではなかった。


なんであんなに練習をきつくしたのか、卒業してから監督さんに聞いてた。「部員は120名もいらない。きつい練習に辛抱できる選手だけで充分だと思った」我々は篩にかけられていたということです。


部員が逃げ出すほどのきつい練習に耐えた結果、私が二年生のときに頑張ってきた3年生は、みごとに東東京代表として甲子園出場を果たしました。


練習の結果に、それ以上もそれ以下もないということですね。

ki銀次郎

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