自分なりに精神的な制約を取り除く方法を考え出す。
それが練習の真の目的であり、上達するひとつの方法だと思います。
練習場ではそういう訓練をする。
訓練していけば必ずその方法は見つかります。
ムダ球を打たない効果的な練習方法とは・・・・・
中部流の奥義、ここに完結。
~グリップの通り道~
もともと体力、膂力(りょりょく)に劣った中部銀次郎は、自分が飛ばし屋タイプでないことを早くからわきまえていた。だから日本アマなどに出て他の選手の豪打を見ても、羨ましいとは思わなかった。
だが己のポテンシャルの中で飛距離を高める努力は決して怠らなかった。非力なるがゆえに効率よくエネルギーをボールに伝える工夫を惜しまなかった。
たとえばタイヤにクラブヘッドを押し当ててインパクトを再現してみる。するとグリップが体から遠いほどいくら頑張ってもタイヤを押せないことが体感できる。
グリップはなるべく体の近くにあったほうがエネルギーを伝えやすい。離れてもせいぜい拳ふたつ分までという目安が分かってくる。
しかしそれは実際のスウィングで再現しようとすると、時として窮屈でうまく振れないことがある。そこで自分自身を仔細(しさい)に観察してみる。
すると頭がうなだれ背中が曲がりひどくみすぼらしいアドレスになっていたことを発見する。つまりグリップの通り道を自ら塞いでいたというわけである。
その根本原因は体重配分であったりする。かかと体重になっていたため頭がうなだれ背中が曲がっていたというわけである。あるいは鶏と卵の関係かもしれない。
頭がうなだれ背中が曲がっていたために、かかとに体重がかかっていたというように・・・
いずれにせよ、ウェートを土踏まずにしっかりシフトし背筋を伸ばし、アゴが少し上がり気味なほどに頭をすっきりもち上げる。
すると見事にグリップの通り道が出来るのである。体の近くを気持ちよくグリップが通り抜けていくのである。その結果非力な中部銀次郎でも、十分日本アマで戦えるだけの飛距離を得ることができたのである。
中部銀次郎
(><)
グリップの通り道を考えたことはあるだろうか?この項を目にして改めて自分のアドレスを見直すつもりです。
背筋、アゴ、土踏まず体重、そしてグリップの通り道を確認してみようと思います。
ki銀次郎
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