自分なりに精神的な制約を取り除く方法を考え出す。
それが練習の真の目的であり、上達するひとつの方法だと思います。
練習場ではそういう訓練をする。
訓練していけば必ずその方法は見つかります。
ムダ球を打たない効果的な練習方法とは・・・・・
中部流の奥義、ここに完結。
~90の壁~
銀次郎のハンディの変遷を辿ってみると、小学校4年生で36から30へ、5年生で22、そして6年生で20になった。
トントン拍子で上達してきたが“90”の壁を突破するには意外に梃子摺った。
毎週末の土日には欠かさず練習した。夏休みともなれば出来るだけ多くの時間をコースで過ごした。だが相変わらず足踏み状態が続いた。
そこで銀次郎は徹底的に自分のショットをチェックしてみようと思った。
ティショットはどんな球筋が出やすいのか?
ラフや林に入れる回数はどれくらいか?
ダフリやトップの頻度は?
データを分析した結果、バンカーショットに弱点があることを知った。“90”の壁を突破するカギが見つかったのだ。
希望を胸にバンカーで過ごす時間を増やし懸命に練習した。
だが当時に出回りだしたばかりのサンドウェッジがどうにも言うことを聞いてくれない。
それ以前に9番アイアンで打っていた頃のほうが、よほどましだとさえ思うようになった。
夕方、肩を落として帰宅すると、玄関脇に長兄のバッグが置いてあった。中を覗くとそこに入っているサンドウェッジは銀次郎のそれと明らかに違っていた。ソールを削って工夫してあるのだ。試しに銀次郎も自分のサンドウェッジのソールを削ってみた。
道具の違いで結果がこんなに違うものなのか!
それまでかぶり気味に入ってしまっていたサンドウェッジが気持ちよく抜け、ボールが楽々とグリーンに乗ってくれた。
自己分析し弱点をあぶり出し、道具の改良にも手を染める。ローティーンにしてすでに銀次郎は飽くことなく上達を求めるゴルフの虫だった。
ちなみに“90”の壁を突破した銀次郎は、翌年あっという間にハンディは11にまで上がり、中学2年生でシングルの仲間入りを果たした。
(><)
年間40ラウンドしていたときはちょくちょく90の壁を切ることもあり、ベストスコア80を出したこともあった。今年は3回のラウンドですべて100以上叩いている。単純にコースへ行く回数の問題なのか、いったい何が悪いのか原因が掴めません。
ゴルフは本当に難しい!?
ki銀次郎
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