リオデジャネイロ五輪競泳女子200メートル平泳ぎで金メダリストとなった金藤理絵(27)が勤務する東京都墨田区のフットマーク社では12日、パブリックビューイング(PV)が行われ、歓喜と涙に包まれた。下町にある従業員61人の会社が世界一への道をサポート。家族のように接し、共に追いかけた夢が結実した。
3カ月前。社内で開いた五輪壮行会で、金藤は涙を流して誓った。「やめたくて、泳ぎたくないとき、皆さんが支えてくれた。良い色のメダルを持って帰ります」
スカイツリーを望む下町の一角にあるフットマーク社では、夏期休暇中にもかかわらず、会議室に特設されたPV会場に社員や関係者約70人が集まった。レース中は画面を見られずに下を向いて手を合わせる社員が目立ち、金メダルが確定した瞬間には大歓声が響き、涙を流して抱き合った。
三瓶芳社長(58)は「ここまで感動をしたのは初めて。特別なご褒美を考えなければ」と興奮した表情で語り、社員の塩田耕平さん(26)は「こんな小さな会社に入って、世界一を獲る人と密接につながれるとは」と喜びを爆発させた。
水泳用品の製造・販売を中心に行う同社。社員61人と少数ながら、日本で初めて水泳帽を売り出した実績を持ち、スクール水着で高いシェアを誇る。磯部成文会長(75)が「会社は家で、社員は家族」と語るアットホームさが特徴だ。
金藤が入社したのは2011年。かつて加藤健志コーチ(50)に指導を受けた社員がいたことが縁だった。社内の納涼会などにも積極的に参加する金藤のことを社員は「理絵ちゃん」と呼び、交流を深めてきた。
2度目の出場を目指し、臨んだ12年のロンドン五輪選考会でまさかの敗退。結果が出なかった時には「やめたい」ともらす金藤。それでも社員らは本人の気持ちを第一に考え、家族のように静かに見守った。
社内には応援団の「りえっ娘(こ)倶楽部」をつくった。また、大会ごとに応援ビデオを作成した。リオ五輪には、社員に加えて金藤の地元の友人、家族のメッセージも入った10分以上の超大作を送り励ました。
海外の大会に同行したこともある小菅智子さん(43)は「私の夢もかないました。結果が出ずに悩む姿をずっと見てきたので本当にうれしい。帰国したら好物の甘い物をたくさん食べさせてあげたい」と笑顔。
金藤を支えた“家族”たち。その手厚い応援を燃料とし、下町から金色に輝くロケットがリオの空に打ち上がった。
スカイツリーを望む下町の一角にあるフットマーク社では、夏期休暇中にもかかわらず、会議室に特設されたPV会場に社員や関係者約70人が集まった。レース中は画面を見られずに下を向いて手を合わせる社員が目立ち、金メダルが確定した瞬間には大歓声が響き、涙を流して抱き合った。
三瓶芳社長(58)は「ここまで感動をしたのは初めて。特別なご褒美を考えなければ」と興奮した表情で語り、社員の塩田耕平さん(26)は「こんな小さな会社に入って、世界一を獲る人と密接につながれるとは」と喜びを爆発させた。
水泳用品の製造・販売を中心に行う同社。社員61人と少数ながら、日本で初めて水泳帽を売り出した実績を持ち、スクール水着で高いシェアを誇る。磯部成文会長(75)が「会社は家で、社員は家族」と語るアットホームさが特徴だ。
金藤が入社したのは2011年。かつて加藤健志コーチ(50)に指導を受けた社員がいたことが縁だった。社内の納涼会などにも積極的に参加する金藤のことを社員は「理絵ちゃん」と呼び、交流を深めてきた。
2度目の出場を目指し、臨んだ12年のロンドン五輪選考会でまさかの敗退。結果が出なかった時には「やめたい」ともらす金藤。それでも社員らは本人の気持ちを第一に考え、家族のように静かに見守った。
社内には応援団の「りえっ娘(こ)倶楽部」をつくった。また、大会ごとに応援ビデオを作成した。リオ五輪には、社員に加えて金藤の地元の友人、家族のメッセージも入った10分以上の超大作を送り励ました。
海外の大会に同行したこともある小菅智子さん(43)は「私の夢もかないました。結果が出ずに悩む姿をずっと見てきたので本当にうれしい。帰国したら好物の甘い物をたくさん食べさせてあげたい」と笑顔。
金藤を支えた“家族”たち。その手厚い応援を燃料とし、下町から金色に輝くロケットがリオの空に打ち上がった。
(スポニチアネックスより)
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ロンドン五輪選考会でまさかの敗退、次の目標を4年後の五輪に修正する選手の気持ちってどんな風なんだろう。泳ぎたくないときもあった。辞めたいときもあったと金藤選手は言っています。
辞めていたら100%金メダルは取れなかった。金藤選手の話を自分のゴルフに置きかえると、まだまだ練習し続けなければならないと勇気づけられました。
金藤選手に限らずオリンピックで金メダルを取る選手たちは人の見ていないときに死に物狂いで努力している。私もまだまだやることはたくさんある。気持ちを折らずに頑張ろうと新たな決意が生れました。
ki銀次郎
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